「友だちは大切だよ」
小学生でもわかる(むしろ小学生の方がわかる)言葉です。
少年漫画はじめ、ドラマや小説も友情の上に成り立つお話が多いのは、友情が人生にとって重要と考える作者が多い=人生にとって友情の占める重要度は高め、ということだと思います。
私自身、漫画も小説も好きなのに、たくさんそういうの読んでるのに、自分の人生に活かせてなかった。
友達と平日の夜約束しても、仕事が長引いて行けないことが続いたので、平日約束しなくなりました。
出張が多い時期がありました。
土曜日、帰宅で半日潰れるのが悔しくて、
土曜日最終までとか、なんなら更に自費で1泊して現地を堪能して帰宅したりしていました。当然疲れるから、帰宅後は家でぐったり。誰とも会いません。
会社で人と話すのが仕事、みたいな時期がありました。
反動で、プライベートでは一人で過ごしたくて、
夏休みも一人で旅行して旅先ではぼーっと過ごしてました。
当時、自分を労わるためにしていたと思っていたことが
今、跳ね返ってきています。
跳ね返って、今、一人です。
あらためて何か始めようかと思ったりして調べていますが、世の中の「年齢制限」は、30代~40代ぐらいまで。
アラフィーにはやさしいとはいえないこの世の中。
ちょっとそれますが、
体を使う体験ものはだいたい「60歳以下」と書かれています。
つまり、定年退職して時間が出来たから新しくダイビングはじめてみようー、そこで仲間作ろう―、という考え方ではいられないってことです。
自分が老後どんなコミュニティに属したいかを考えたうえで今を行動しなければいけない。
自分はライフプランとか微塵も考えてこなかった人間なので、この事実に気付いておののいています。(遅い?)
さて、
「一人です」とか書いてるけど、
私は結構一人の時間も好きです。
一人遊びも平気だし、
一人旅もぜんぜん楽しめるし、
一人で居酒屋も入れちゃうタイプ。
だけど、ずーっとそれでいいのかというと考えてしまう。
少なくていいから「友だち」と呼べる人たちと
「仲間」と呼べる人たちはいたほうが
メンタル的に安定するんじゃないかと思う。
ちなみに、少し前まで仕事仲間を「仲間」と考えていました。それはもう、一緒に魔王を倒して世界を救うパーティーぐらいの仲間意識をもって接していました。けれど、仕事辞めたら仲間じゃなくなることに、休職して気付いてしまったこの現実。
老後もつきあえる「友だち」と「仲間」、
これ、ほんと大事です。