こんな日と | 司法の山を見まわして

司法の山を見まわして

司法書士の宮前知光と申します。
世界遺産「富岡製糸場」の近所で開業しております。
業務と関係したりしなかったりの、日々の雑感を綴ります。

見ているだけで何も描けず

一日が終った

こんな日と

大きな事をやりとげた日と

同じ価値を見出せる

心になりたい

(星野富弘)

 

これは芸術家のみならず、広く司法書士にも響く詩です。

何度も何度もうなずきたくなる言葉ですぐすん

 

たとえば、「この案件、今日こそ手がけなければ」と決意したそばから、電話で、訪問で、次々やって来る解決不能な相談。

 

いや、ですから、相続手続にそんな裏技の類があるなら、みんなとっくに使ってますって。

すみません、さっきから大昔の苦労話と隣人の悪口だけで、ぜんぜん前に進んでないんですけどショック

 

そんなツッコミを胸の内で入れているうちに、気がつけば午後。

午前中はチト疲れたな。

まずはユルい作業から始めるか。

なんつって経費や報酬の出入金処理をしていると、少し遠くの金融機関さんから抵当権抹消登記の依頼が。

いや、ありがたいことです本当にグッド!

 

軽を飛ばして書類を預かり、ついでに、と見せかけてじつはコレが主目的だったのでは、という感じの重めの相談を担当者からお受けし、お答えし、事務所に舞い戻ってみると早、おやつタイム。

いただきものの栗まんじゅうを頬ばりながら申請書を打ち込んでいると、ガラガラっとドアが開いてどこか見おぼえのあるおばあちゃんが目

 

いや、ですから、相続手続にそんな裏技の類があるなら、みんなとっくに使ってますって。

すみません、さっきから大昔の苦労話と隣人の悪口だけで、ぜんぜん前に進んでないんですけどショック

 

そんなデジャブを味わい尽くしているところへ、重ねて別のおばあちゃんが。

「あらやだ、Aちゃんじゃない」

「ああ、Bちゃんかい、久しぶりだねえ」

「久しぶりどころか、何十年ぶりだろ」

「お互いお迎えが来る前に会えてよかったんねえ」

「そうさあ」

 

いやあ、よかったです。

弊事務所がプチ同窓会の橋渡し役となったなら、本当によかったですグッド!

 

そんなこんなで夕方5時の鐘が迫ります。

申請書類を法務局へ持ち込み、その足で郵便を出し、帰ってくるとタイムアップ。

残業しなけりゃあの件も、あの件もあの件もぜんぜん前に進まないのだけれど、今宵は次男坊(中3)のサッカーがあるうえ他家の子2人も一緒にタカサキのグラウンドまで乗せていく役なので、ここらで切り上げねばなりませんあせる

 

こんな日と

大きな事をやりとげた日と

同じ価値を見出せる

心になりたいぼけー