もう何年も前の話ですが、知り合いのお坊さん(注:富岡市長のことではありません)の跡取り息子が酒気帯び運転で捕まり、地元紙の社会面にて報じられました![]()
淡々とした筆致のごく小さな記事で、どうした事情で酒気帯びとなったのかはわかりません。
したがって、これだけ読むと、「坊主のくせに何やってんだ」「ろくでもない道楽息子だな」といった感想を自然と抱くことになりそうです![]()
かく言う私も、「ダメだろうこれは」と苦笑して終わりました![]()
しかし、その後お父上から当時の状況を聞いたところ、息子さんが捕まったのは早朝のことで、前夜のアルコールを抜くために意識して睡眠を取った後だったとのことです。
酒気帯びは酒気帯びですが、そう聞けば印象はだいぶ変わります![]()
もちろん新聞記者だってそうした背景は知っていたはずですから、限られた行数に収めなければならないという制約があったにせよ、おそらくは意図して説明を省いたものと思われます![]()
そこに私は、「人々に道を説くべき僧職にありながら、このヒトこんな悪いことしたんですよ」という、報道関係者にありがちな言いふらし願望を見て取ります![]()
高尚、立派、正義、有名、金持ち、成功……
日頃そうした衣をまとった者たちの、まさしくその衣をいつの日か剥ぎ取ってウサ晴らしをしたいという、いわば歪んだプロ根性ですね![]()
そうでなければ、たとえば人気タレントの兄の不祥事を、わざわざその人気タレントに絡めて報じたりはしないでしょう。
そここそ淡々と兄の名だけを記せばいいだけのはずです![]()
元プロ野球選手がマイカーの「中」でイチモツを出していて捕まった、とかいう最近のニュースにも同じニオイを感じました。
多額の契約金もらっといて最後がコレですか、悲惨ですねえ、ゲスですねえ、生まれたばかりのお子さんや奥さんはどうなるんですかねえ……って、本当にゲスなのはどっちだかわかりませんよね(いや、わかりますよね)![]()