今回の膿胸は、黄色ブドウ球菌が相手と判明し、抗生物質の点滴とドレーンにより胸水の排出をしている事で年末の苦しさからは解放されましたが、厳しい状況です。
主治医の先生から私、弟、そして母に説明がありました。
退院前のCTと救急搬送された際のCTを比べると、脇のリンパ節に転移しているがん細胞が大きくなっている事、アテゾリゾマブは効いてない可能性がやはり高い。ただ26日に投与で30日のCTなので、まだ判断は早い可能性もある。
今度の水曜にCTを撮り、その結果で翌週アテゾリゾマブ二回目を投薬するかどうか判断するが、おそらく無駄だという事をはっきり言われました。
ただ弟も母も、もう一度投薬してほしいと懇願しました。それはやはり0ではない可能性を信じたい、お父さんの気力で今生きている。奇跡の力を信じたいとお願いしてました。
私は今回あまり多く話はしませんでした。
これまで毎週、毎日病院に行って先生やお父さんといろんな話をしてきたので、今回は母と弟にメインで話をしてもらいました。
私の気持ちはもちろん家族と同じだからです。
またもし投薬できないと医者として判断すると、希望に添えれない事もあるので理解して欲しいと主治医の先生は仰ってました。
そうなると緩和ケアのできる病院に転院するか自宅で過ごすか…
おトイレしたら80前半まで酸素が下がる事、少し寝苦しく寝返りを打たせてあげたりするのに動くと80後半の酸素になるので、自宅で過ごすのは厳しい様子。
病室に帰ると
悪い話やったか?
と父は必ず聞きます。
三人とも
ちゃうで!と言いました。
父にはやはり、伝えれません。
母も同じ思いでした。
恋愛結婚して、長年連れ添って、
父の事一番知ってる母も
父から気力を奪う事はして欲しくないと
言ってました。
病院出て、
母と2人でご飯食べに行き
色んな話しました。
水曜日のCTの結果により
これからどう過ごすか決めないといけない。
父の病状も心配です。
でも私は、残された母をどう支えてあげなきゃいけないか、ちゃんと考えないといけないなと思います。