こんにちは。ともみ鍼灸院です。

今日は脈診のお話の続きです。

前回の記事は 右矢印 脈診で何をみているのか①

前回は元気のある脈と元気のない脈の身体の違いを書きました。

そもそもその元気のある脈とはどのような脈なのかを今日説明します。

元気な脈(元気な人の脈)というのは、脈拍が早くなく遅くもなく、脈全体が硬くもなく軟らかくもなく、太くもなく細くもなく、浮いて(皮膚に近い場所で打っている)もなく、沈んで(骨に近い場所で打っている)もなく、脈の輪郭が丸みを帯びていてよく分かり、脈全体に艶と潤いと弾力がある綺麗な脈です。

 

特に元気な子供の脈は、このような脈を打っています。

 

脈全体の状態は「胃の気」の状態を現していると言われています。

「胃の気」とは「後天の気」の状態を示していて、今現在の身体を動かすエネルギー源である「気」「血」「水(津液)」を作り出す力がどのくらいあるのかを示しています。

 

なので、元気な脈だとエネルギーも充実しており治るのも早い。

元気のない脈だとそもそものエネルギーを生み出す力も弱いので、身体を治す力も弱まっている状態という事になります。

 

 

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