アンニョンハセヨ
アボジの葬儀のその後と四十九日のチェサについて。
まずはこちらから
3日葬が終わった翌日の朝、
特大ゴミ袋を持って表れたオモニ。
アボジの衣類を全部処分するらしく、オモニを筆頭に義理姉様、兄嫁の3人でタンスからどんどんゴミ袋へぶち込んでいきました。😱
懐かしむ様子も一切なく、どんどん処分。←あんなに大号泣😭😭😭💦していた義理姉様もフツーに処分を手伝っていました。
あっという間にタンスは空っぽになり、故人を忍んで"形見分け"なーんて、雰囲気は一切なく
アボジはもともと他人様と関わることをものすごく嫌う"コミュニケーション能力に難あり"な人だったため、外出もほとんどしませんでしたから、ビックリするくらい余所行きのおしゃれな服や靴を持っておらず、貴金属も一切無し。
おそらく、形見分けするようなモンが全く無い状態だったから直ぐに全部処分したのだと思います。
今回はオモニ宅が特殊なケースであり、韓国でも普通は形見分けのように、故人の愛用品などを家族で分ける文化があって欲しいと思います
泣き女のあの叫ぶように泣きわめく姿と翌日には全部遺品を捨てる、このギャップにビックリ仰天でした😱
ゴミ袋は倉庫前に放置されたのち、ゴミの日に直ぐに処分されました
葬儀のあとから、ジャスミンは四十九日のチェサまで、"オモニをひとりにしないため"にど居中のオモニ宅にぼぼ軟禁状態でした
・夜眠れない とか、
←昼間大イビキで何時間も寝てるんですから、そりゃ寝られないやろ
(ジャスミン心の声)
・ひとりでご飯を食べても味がしない
とか
・料理する気も起きない とか、
・ひとりだと外部の人(訪ねてくる人)が恐い とか
言い出しましてね。。。
以前に、"オモニがそこまで悲しみます?くらいに落ち込んでしまった"とブログに書いたと思いますが、
はじめの一月くらいは、アボジが亡くなって本当に悲しみ、初期の鬱状態だと思っていたのですが、ここだけの話ですが
後半はだんだんと、ほんとのところは、
"ひとりで暮らしたくない"から、義理兄や旦那様の前では、落ち込んでしょぼーんとしているんだろうな と感じはじめました
ひとりで暮らすのは嫌だ!
息子に来て欲しい♡ という考えなんだろうなとジャスミンは感じました。
たぶん、今までオモニはひとりで暮らしたことがないのだと思います。
ポツンと一軒家ですから、サムスンしかいませんし、寂しいのは分かりますけどね
あっ、ハッキリ言っておきますが、ジャスミンはあのど田舎のオモニ宅で同居は絶対に絶対に無理です食べる物もライフスタイルも違うので絶対無理。農作業を手伝いに数日泊まるのと一緒に暮らすのは全く違います。手伝いは真面目にしますけど、あのど田舎で同居しなければいけないなんてことになったら、ジャスミンはソッコー日本に帰ります✈️💨
どうやら、義理兄がオモニ宅と兄嫁宅の二重生活をするかと考えているようですが。。。どうなるのやら
まず、兄嫁が良い顔しますかね?
四十九日のチェサはオモニ宅で簡単に行われました。アボジが寺に行く人でなかったのと、(お布施とか)お金節約のため?自宅で簡単に済ませました。
四十九日のチェサで久しぶりにみた、アボジの遺影。四十九日のチェサが終わったら直ぐに外で燃やされました!
宗教とか地域性もあるので、韓国ではこれが一般的かどうかは分かりませんが、遺影を四十九日法要の時に綺麗に焼却
燃やして煙となってお空に帰るとかの考えなんでしょうか。。。
墓参りするとかも一切なく、非常にあっさりしたチェサでした。
四十九日が終わったので一応ひと区切り
アボジの葬儀について、これだけシリーズ化して記事にしたので、立派な供養になったでしょう
今まで何回もブログで書いていますが、アボジはありがとう、美味しい、ご苦労様、申し訳ない 等々の言葉を一切言わない人でした。結局最後の最後まで、そういうことを口にしない、できない人でした。
人生の後半、十数年はパーキンソン病でヨボヨボ。薬でコントロールが効かなくなってからは、まともに歩けない状態なのに、自分の身体状況を理解出来ずに周りの制止を聞かずに行動し、結局怪我して連れ戻されるの繰り返し。
パーキンソンからきたと思われる認知症も発症し、奇行を繰り返していました。
←義理姉様はアッパが悪いんじゃない、病気のせいだ!という考えだったようですが
日本なら(いや韓国でも)普通に考えたら、もう数年前から車椅子生活+老人施設行きの案件ですが、本人が他人様と関わることが絶対的に無理
施設や病院での団体生活、共同生活が絶対的に無理のため、自宅でオモニをはじめ私たち家族が最後まで面倒みました。
昔の人の考え方だったアボジは、施設に入る=家族に捨てられる という考えだったようです。
でもね。亡くなった今だからハッキリ言えますが、私たちの方がとっくに限界でした。オモニもアボジのせいで肩や腰を壊しましたし。
認知症の中でも、"俺は現役バリバリだ"と思い込んでいる、自分の実際の身体状態を理解できないタイプの症状のようで、
周りの制止を聞かず、勝手に外に出て行って、そこで突然、パーキンソンの発作的な全身硬直や痙攣が始まって、オモニひとりではアボジを部屋まで運べない。オモニも無理して肩や腰を壊したり。そんなこんなの繰り返しでした。
ハッキリ言うけど、周りの家族は地獄です。
1月に入ってからは、そのせいでオモニが大邱まで治療に通うことになったので、『お前しかおらん🙏』と介護アルバにかり出されたジャスミン。(24時間、見張っていないと何を仕出かすかわからない状態でした)
まだ、親の介護する年じゃないんだけどな。。。なんて言ってられませんので、仕方なく頑張りました。
トイレまでスタスタと歩いて行ける身体でもないので、最後の方はオムツを履かされていましたが、お下の世話までしましたわよ
それでもありがとうとか申し訳ないとか、一切なかったね👹
申し訳無いと思った、オモニからは流石にバイト代が出ましたけど。
長々と続いたアボジネタ。一旦これで終了とします。
みなさん口には出さないけど、"やっと解放された"と思っているのでは?
少なくともジャスミンはそうです。
まだまだ書いてない生前のアボジネタはたくさんあるのですけどね。
ほんの一部
・パーキンソンなのに、チェーンソー持ち出して、案の定大怪我して緊急搬送された話とか。
・腕を大怪我してるのに、手術拒否して、2.3日寝れば治ると言い、医師にも看護師にも呆れられた話とか。
←ほんま『Youは何しに病院へ?』と思いましたわ
・(アボジは変わった人だけどコレで宜しく頼みます🙏と)賄賂を渡した途端に看病人のアジュンマに逃げられた話とか。
もうネタをありがとうございます♡状態なのですが、たぶん需要もないと思いますので、これで終了とします🙇♀️💦💦
今までアボジネタを読んで下さりありがとうございます。