アンニョンハセヨニコニコ

韓国での葬儀について、文化の違いなどを忘れないために記録していきます。
*韓国アボジは1月末日に永眠いたしました。

まずはこちらから下差し
 


葬儀会場の事務室(相談室)に通された、オモニとジャスミン。
ジャスミンでは役に立たず、義理兄1と旦那様が戻ってくるまで、少し待ってもらうことになりました。
その間、
故人(アボジ)、息子、嫁、娘婿、娘、孫、外孫、未亡人(オモニ)の名前を"聞き取り調査"されました。これならジャスミンも答えられるわニヤニヤ
←故人からみての続柄。確かこの順番だったと思う。

義理兄1たちが戻ってきて、まず一番に確認されたのが、
『土葬しますか?火葬しますか?』
『土葬するのと火葬するのとでは、(葬儀の)スケジュールが変わってきます』
ということ。
ここですかさずオモニが、
『土葬だと、深く掘ってもらわないといけない。大変だ!火葬してください真顔

都市では無条件で火葬だと思いますが、田舎でオモニ宅のように裏山に산소(墓)がある場合では、現在でも土葬もありなのでしょうね。

・祭壇のお花は通常の2倍飾ってもらう
・食堂アジュンマのお手伝いの時間や人員を決める(←あとで詳しく書きます)
・遺影の写真を加工してもらう
・入棺出棺のスケジュール
等々を話し合い、決めていきました。

何でもパルリパルリの韓国🇰🇷
とにかく一切ムダがなく、ものすごい速さでいろいろと決まっていきます。

アボジの遺影も、晩年は歯がなくなり、痩せて一気に人相が変わってしまったため、かなり昔の証明写真を使用。髪の毛の量からジャスミンが結婚するよりも前くらいの写真では?15年くらい前?と推測ニヤニヤ
韓国人お得意の登山スタイルの写真をきちんと正装に修正加工。完全無表情のアボジもお肌ツヤツヤ、口角もしっかりアゲアゲ⤴️⤴️にしっかり修正加工してもらい、
こんな顔(表情)見たことない!(←ジャスミン心の声ニヤニヤ)くらいに素晴らしくしていただきました拍手拍手
しっかり修正!バッチリ加工!なのに、別人になってないのが素晴らしいですねキラキラキラキラ

そうこうしている間に義理姉様家族が到着。高速を相当ぶっ飛ばして来たのでしょう。
ジャスミンが外に迎えに出ると、そこには悲しみの感情を大爆発させて泣き叫ぶ義理姉様+姪っ子。
義理姉様がオモニの顔を見て、更に大号泣😭😭😭💦
オモニもそれよりも更に大声出して大号泣😭😭😭💦
職員の方に『会場に移動してください』と言われても、もう何も聞こえない見えない状態でした。

『会場にお水がありますから、水を飲んで少し休んでください』=速く移動してハッという意味だと感じたジャスミンは、姪っ子と一緒に二人を抱えながら会場へ移動。

会場は調理場、食堂、祭壇のある部屋、控え室(+シャワーとトイレ)がありました。一番大きい会場1は食堂が床に直接座って食べるタイプ。それだと、家族もお客様もお手伝いのアジュンマたちも大変だろうということで、中サイズの会場2にしてもらいました。
←これは大正解でした。あとあとジャスミンも食堂アジュンマにかり出されることになったので、テーブル式で良かったです。

昼過ぎに兄嫁と姪っ子も到着。

兄嫁が来たタイミングで、義理姉様が職員の方に
『私たちはアボジには会わせてもらえないのか』と聞くと、
『(既に安置室に入っているので)何度も開けたり閉めたり出来ません。明日の入棺の時に会えます』とのこと。

故人のお顔を見ることなく、葬儀が始まるのです。
そう!祭壇のある部屋には御遺体はないのです。
ちょっとビックリ!日本なら宗教の違いもあるてしょうが、祭壇の前に御遺体があるよね。確か。。。
ジャスミンもあまり日本の葬儀については詳しくありませんが。。。

アボジの葬儀まだまだ続きます。
まだ葬儀も始まってないよね。長くなりそうです真顔