サントリー美術館で現在開催されているリニューアルオープン記念展Ⅱ 「日本美術の裏の裏」展に行ってきました。
2020.9.30~2020.11.29
11月29日に終わるんですね。1129……イイニク……ナマニクさん?
George Ujiie,氏家 譲寿(ナマニク)@namaniku2910/21(水)発売、映画秘宝12月号。連載Horror Anthologyは、原点に戻って、インディーズホラー2本立てだよ!文章減らして写真を増やしてます!グロいぞ!頑張って買って見てください! https://t.co/gjLHU6UU8o
2020年10月20日 20:39
VIDEO VIOLENCE RELEASING@ReleasingVideo映画秘宝にて絶賛連載中のナマニクさん(@namaniku29 )による「ナマニクの未公開残酷Horror Anthology」にて、その名が日本にて初めて一般流通の紙面で紹介された(!)ジョー・メレディスがコンセプトアートを手掛けた「アートハウス・ゴア・トリロジー」は当レーベルより順次リリース予定!です! https://t.co/sgofsjFt0z
2020年10月21日 16:28
大ニュース
大槻ケンヂさん他と、生配信出演決定!10月29日(イーオニク)
ぜひご覧下さいね!
DVDのお仕事もどんどんリリース中!
ここから、映画レビューも見られますしナマニクさんのオフィシャルサイトにもリンクしています。
さて、サントリー美術館。とても素敵な展示です。写真撮影可能なので雰囲気をお伝えします。
入口は薄布がかけられ水の音がします。くぐるようにすすむと
展示室は襖で区切られ、日本家屋の中にいるようです。
絵画は、日本人にとって空間を作る、イメージの源になっています。
瀑布図をかければ涼しい水飛沫を感じ、
「四季花鳥図屏風」(重要文化財)を飾れば庭が出現したりします。
さて「かるかや」です。
展示のキャプションから
日本にはウマイヘタを超越した、愛すべき作風の絵が 数多く残っています。本物そっくりに描くことだけが評価 の基準ではなかったこと、そして何百年も前から、無邪気な絵の価値を認め、大切に伝えようとした人々の存在があった ことを物語っています。
なかでも、当館所蔵の 「かるかや」は、 一度見たら 忘れられない、ジワジワと心を奪われる逸品です。技法とは 無縁でありながら迷いのない筆の走りからは、まるで、描き手 の生き生きとした心の動きが伝わってくるようです。こう した自由な表現は、リアリズムとは対極にあるからこそ、 ファンタジーの世界を想像豊かに表すことができたとも言えるでしょう。
筑前国 刈萱の領主・加藤重氏の豪邸。花見の宴で桜がつぼみのまま盃に落ちるのを見て無常を感じ、出家を決意。
妻は、お腹に子がいることを告げ出家を引き止めます。
重氏は、妻の更なる説得を避けるため、手紙を残して旅立ちます。
都にたどりついた重氏は、法然上人のもとを訪ねます。
重氏は、法然上人に剃髪を乞いますが、上人は重氏の決意を問います。
決意は固く、寺の前で寝泊まりする重氏。
重氏は剃髪を許され、名前を刈萱道心に。身内が尋ねてきても会わないことを誓います。
その後妻子が尋ねて来る夢を見た道心は、法然に女人禁制の高野山に入る許しを乞います。
2人は善光寺に親子地蔵として祀られました。
納得いかない話ですが深い信仰心を感じます。
絵画化された説経として現存最古のものと推定されるそうです。
衣装に蛍光色みのあるオレンジピンク、キミドリが使われていますが「着物展」で昔のオレンジは蛍光がかっていると書いてあったことをおもいだしました。
高野山と高野山に至る道がくねくねとした墨線で、とても険しく広く感じられます。
法然上人のところで斜めになって眠る道心と最後の菩薩様方が好きです。