海外旅行で詐欺にあう・罰金を取られる・盗まれるなどのトラブルにあう | けろみんのブログ

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日記・観た映画のこと・観た展覧会の感想

タイトル通り私は今回10月22日に出国し、11月9日に帰国するまでに4回、災難に合いました。今思えばなんであんなことになったのだろう、もう少し気をつけていれば、あの選択が良くなかったかな、と後悔でいっぱいです。
どこを歩いても、パリの秋は美しい

しかし、くよくよしていても貴重な滞在時間をつまらなくするだけ、なんとか前向きに考えて、あと被害を最小限にする方法などを色々模索しました。

まずは詐欺で現金を取られた時
・諦める

予定した電車がストライキを起こしたら
・諦める

他のルートを探しましょう。またはゆっくり次の電車を待ちましょう。4時間くらいなんてことないよ!

ホテルで盗難にあったら

・諦める

これはどこの国も同じらしいですがホテルで盗まれて係に聞いてみるといってくれるものの、「あんた盗んだでしょ」「はい盗みました返します」なんていう人はいません。現金は死んでも戻りません。潔く諦めましょう。財布などものにかんしては保険が効きますのでクレジットカードなどチェックしてついていれば警察に行きましょう。

スリにあったら
・諦める
フランスでは落し物も含めて無くなったものは絶対に戻りません。諦めてくよくよせずに楽しく過ごしましょう。
財布、携帯、バックなどは、保険がカバー出来ますので被害届を出すことをおすすめします。どうしても警察が面倒なら被害届無しでもたいていは大丈夫。

ホテルの態度が悪い
・諦める

日本と違い、フランスもイタリアも間違い、ミス、態度など指摘しても謝ることはないです。謝ったら死ぬらしいですので、期待しないで、もし良い対応してくれたらその経験だけを思い出に残しましょう。

さて、実例です。恥ずかし!


10月23日  

パリ北駅で「オレオレ詐欺」に合う人をみて「なんでこんなのに騙されるの?」といつも思っていますが

それくらい分かりやすい、くだらない詐欺に引っかかって40ユーロ騙し取られる。

(切符の買い方を教えてあげると言われいう通りにカードを入れて決済した辺りでなぜかその男性が自分のカードを出し「君のカードではうまくいかなかったから僕が代わりに決済したよ」といってその金額をまんまと渡してしまった。

良かった探し
→元々はもっと高額の切符買えと言ってきてたのでそれを鵜呑みにしていたら、被害は250ユーロくらいになっていたのでラッキー

10月29日 

予約予定だったインテルシテ(国鉄の急行)がストライキでキャンセル。悲願のルルドに行けなくなり、ホテルキャンセル料を取られるかもしれない(3日前まで無料なところ1日前に連絡したので)

良かった探し
→仕方なく、別の目的地を選んだ。8日間のユーレイルパスを買っていてこれだと結局使い切れず無駄では?と考えていたけど、ユーレイルパス プラスTGV座席予約の方法だと出発ギリギリまで変更が出来るので、いくらでもプランが変えられる。
また、ホテルも値段の安い変更不可能プランでなくキャンセル可能プランにしておいて良かった。
思いがけずリヨンに行くことになり、美しい街並みを見て、素晴らしい美術館と、映画博物館で一生物の体験が出来て最高に良かった

10月31日 

長年憧れていたパリ。そこで切符を間違えて罰金35ユーロを取られる。
前回のブログに詳細が載っております。

良かった探し
→電車乗るのに慎重になって良かった。

11月2日 

夢のように綺麗な町ストラスブールへ行き、帰ってきたところルームクリーンがひどくテーブルにあるものは全て床にぶちまけられ、スーツケースがひっぱりだされて開いていた。残してきた少額の現金が盗られた。

何より悔しいのは盗まれた日にフロントで次の日にマネージャーに話せと言われたから話したらそこで「座って待て」と命令形で言われ、大人しく30分待った挙句「何の用だ」「こっちは忙しいんだ」「警察行け」と言われたこと。嫌な態度とこんなトラブルで楽しい旅行と、貴重な時間を棒に振ったことが情けない。

良かった探し
→安く泊まれてるし部屋も綺麗で台所で好きなものが作れるし、冷蔵庫までついてて良かった。8日間スーパーでたくさん買い物できた。カマンベールが美味しくて毎日レンジで温めて食べた。

また、バスルームにセントラルヒーティングがついていていつもほかほかでシャワー浴びるのが苦にならないし、小物を洗って干すとすぐ乾く。

11月5日

ルーブル美術館を出て、地下鉄に向かう通路で(駅ではなく、ルーブルの地下街)でスマホをすられた。

本を読むとルーブル美術館辺りはとてもスリが多いのだそうです。

次の日に1区の警察署に行き、被害届を出しました。
ネットで調べると、被害届には日本語併記されているそうで、前もって書くべきことを英語表記するやり方を調べて行きました。

警察はとても空いていてすぐ被害届の書類を渡され、書き終わったら何か2つくらい質問され、書類にサインして戻ってきました。「これを保険会社に出してね」といわれました。

良かった探し
①パリ警察の中を見られる貴重な機会と思い、またオランジュリー美術館にも近くてよかったです。

②楽天カード、エポスカードに自動付帯の携行品損害保険にて免責3000円で購入金額が戻ってきた。3000円は2ヶ月半使った使用料だと思えば大したことない。
(19900円で買ったので16900円保険金が降りた)
申請には次のものが必要。
・パスポートの写し(入出国スタンプ欄も含む)
・買った時のレシート、またはカード決済記録など
・被害届(無くても第三者証明で大丈夫)

③使い捨ての海外格安SIM(あと3日使う予定で終わり)と安いSDカードがはいっているだけ、海外旅行持ち歩き用の安いものだったし、何も重要なデータを入れてなくてよかった(メインはほかに持っていた)

④残念なのは内蔵の6千枚近い写真がなくなったことだが、そのうちの千枚は完全に失われてしまった(SDに保存される設定になっていた)が、そのほかは画質は落ちるものの、グーグルフォトというサービスにて自動でバックアップされていたので、思い出を失わないで済んだ。本当にこれが一番良かったこと。


昨日(11月24日)旦那さんと「恐怖の報酬」を見にいったのですが、隣の席の男性が映画秘宝を読んでいてしかも、旦那さんの書いているページを開いたので思わず「これ僕が書いたんです」と言っているのを聞いてびっくり。引っ込み思案で人見知りだった旦那さんが随分変わった!
男性がご覧になっていた雑誌はこれ↓


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