藤城清治 光の影の生きるよろこび展 | けろみんのブログ

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日記・観た映画のこと・観た展覧会の感想


今年も銀座の教文館で10月10日まで開催されております。
先日「ラ・ビーカフェ」で開催されたサイン会で藤城清治先生にお目にかかることができ、とても嬉しかったです。94歳の今も毎日10000歩目指して散歩し、精力的に作品発表してらっしゃいます。

今年も10展ほどの新作が出品されています。展覧会の前日遅くまでかかって仕上げた作品もあるそうです。



教文館一階入り口にはケロヨンが待ってます。
背景は先生の直筆のようです。




1995 生きるよろこび
先生の一番好きな代表作。




「ほんとうにあるものの素晴らしさ」
2枚目のデッサンは女優の八千草薫さんから贈られたアマリリス


2017 冬麗 竃猫
子供の頃コタツに入って窓の外の冬景色を見るのが好きだったという思い出から。
猫も可愛いけれど、パッチワークのコタツ布団の布の柄が懐かしい。

たくさんのねこたち。全員可愛くていつまでもみていたい作品です。特にこの子。手が、手が可愛い💕💕💕





大好きなケロヨン。今回の作品は凄いオシャレ。ポーズも決まってる!でもけん玉ってところがケロヨンらしい。


木の葉のシンフォニー 2007
毎日一万歩歩くように、10000枚の木の葉を切り抜く………



影絵と鏡と水を使ったインスタレーション。曼珠沙華の花畑が永遠に続くようです

「アッシジの聖フランシスコ」2013
イタリアの中部の美しい街アッシジでスケッチし、美しい絵本になりました。


「チブサン古墳」2018
古墳の不思議さに目をひかれ忘れられなくなる作品。

熊本城



「みそぎ池」2013
宮崎でデッサンしたもの。
皇居のハスを見たばかりなので、


宮崎空港のステンドグラス、来年完成予定。これは元絵。

こちらも宮崎に取材した
「天の岩戸と八百万神」2013
光と影、色の付いている部分だけ光が当たっているのかなと思うとそうでもなく、不思議な作品。


先日サイン会に行った、ラビーカフェにかざってある作品のレプリカ。

影絵がだんだんリアルになっていく…


今回のメインビジュアル「おしゃれなラビちゃん」2018
ラビちゃんの曲芸!



猫の毛の表現は、影絵ならではの面白さを出すため、一枚一枚切って貼ってあります。

他の作品で、瓶が割れるシーンでは、本物のガラスが入っている箇所があります。




ステンドグラス内にケロちゃん発見!

ひなぎくのおはなし。

ひばりに褒められたひなぎく。
ある日、ひなぎくはひばりが、カゴに入れられているのを発見します。子供が捕まえて、カゴに入れたまま水もエサも与えられていません。

ひばりが弱っていくと、子供たちはなぐさめのためかひなぎくを摘んでカゴに入れます。
ひなぎくは何とかひばりを元気つけたいと良い香りを放ちますが
結局ひばりは死に、ひなぎくはしおれます。


かなりむごいおはなし!

昨年は別々に行ったけど、今年は2人で行きました。旦那さんのナマニクさんです。
変な映画ばかり紹介しているサラリーマンですが、カエルが大好きなファンシーおじさんでもあるので「ケロヨン」大好きです。

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旦那さんのナマニクさんのイベントが9月22日に
大阪ロフトプラスワンウエストで行われます。
内容はいつものです。

更に!今月も面白い連載記事を書いたので、ぜひご覧ください。
(雑誌の目次に名前が載ってないので探すのが大変です)