2017年映画ベストテン | けろみんのブログ

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日記・観た映画のこと・観た展覧会の感想

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①エンドレス・ポエトリー 13点
(リンク先はフィルマークスです)
⑥エル 8点
⑦皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 7点
⑧ライフ 6点 
⑨メッセージ 5点
⑩パーティで女の子に話しかけるには 5点

今年はあまり映画を観に行かなくて、劇場鑑賞は31本でした。家での鑑賞は数え切れません。そこでフィルマークスで感想を書いた際星5個つけた作品に絞り、
・感動
・インパクト
・ユニークさ
・低予算
・役者の魅力
・後味良い
・後味悪い
・やかんが出る
に当てはまるものにポイントをつける。更に今年前半に観た映画はボーナスポイント1つ、劇場鑑賞映画にはボーナスポイント1つ。それと観てうっかり泣いてしまった映画には3点、2点とつけました。

今年のベストやかん賞は!
「ラ・ラ・ランド」
現実世界と仮定世界ではやかんの色が違います。そこに監督のやかん愛を感じました。

最近の映画ではますますやかんの出番がなかなり悲しい限りです。もっとやかんを登場させその効果を確かめてほしいものです。
それではこの映画たちを愛した理由を述べます
①エンドレス・ポエトリー
アレハンドロ・ホドロフスキーの信者なので満点です。映画を超える芸術、監督の家族の物語と癒し。限りない人間への愛情。愛せ!生きろ!愛せ!生きろー!
前作「リアリティのダンス」もよかったけれど今回はホドロフスキー役を息子のアダン・ホドロフスキーが演じております。アダンの一挙一動美しく、ホドロフスキーそっくり。そして圧倒的な祝祭感…この作品は最初から最後まで泣いてたので帰り川崎のお土産に葛餅を買って食べようと思ってたのに買いそびれました。



②ラ・ラ・ランド




ミュージカル嫌いだし、ライアンもエマもそう好きではないけど話題だからちょっくら観に行くかーと原チャリで出かけ、帰りは終映後も泣き続け、トイレで女性客が映画の話をしてるの聞いてまた泣き、帰り道涙と鼻水流して原チャリで帰った作品。現実とファンタジーの混ざり加減がツボ。

③パターソン 


↑お!もうブルーレイが出てるよ!
パターソン 街のパターソン さんのお話。アダム・ドライバーが大好きになりました。何気ない毎日が愛しく、素晴らしく、かけがえのない詩のような出来事の積み重なり。ふんわり柔らかいけれどちっとも飽きない名作です。ブルーレイ買うときっと奥様喜ぶよ…

④沈黙ーサイレンスー
ジェダイマスターが転びキリシタンに!そんなバカなと日本に赴いたパターソン とアンドリュー・ガーフィールド。時の幕府は容赦なくキリシタンを弾圧した。こんな世界の果てに取り残され、神は本当にいらっしゃるのか…真の信仰とは何かをじっくり考える機会になった作品。
⑤ブリムストーン



これは、北欧ウエスタンとでもいおうか…
静謐感のある画面に描き出されるのはとんでもないどヘンタイ!
私はサンプルで見たので、公開は1月からなのでお楽しみです!
⑥エル Elle




おばちゃんすっかり老けて気が強いばかりで小心者で自分でも嫌になるけど、この映画の主人公はレイプされても平然としていて、強く美しい!しかし、人間関係の網の中浮かぶ彼女の本当の姿は果たして!
おフランスはやはり色々お手本になります。

以上、今年はあんまり映画館に足を運ばなかったけれど本当に観たいと思った映画はしっかり観に行ったので満足です。来年もいい映画たくさん観られますように!