コロナにかかってしまった話③ | Tomomiの日常

Tomomiの日常

横浜在住☆猫とディズニーと日常

夕方、お義母さんが台所で冷蔵庫を開け閉めしたりしている音で目が覚めました無気力

「あ、ご飯炊いてなかった・・」と思い台所へ行くと、しゃがみこんで漬物を食べている様子。

 

ごめん!ご飯炊いてなかったから・・。お腹すいた?ご飯炊くから部屋で待っていて。

 

と声をかけたところ、分かった、と言いながらも台所の床に寝そべってしまいました。

起きれるか聞くと、起きれるけどちょっと待って、とそのまま。

支えてあげるから・・と起こして、なんとか抱えるように立たせて歩行器へつかまってもらうと

今度は「ご飯食べようと思って準備してたんだけど、ここにあるよね」とレンジを指す。

そこで私も!?何かおかしい!と気づきました。

普段から認知症ではありますが、意思疎通は出来るし、多少の勘違いもあります。

でも、床で食べてたり、寝転がったり、そんなことはないし、体も熱い。まさか・・

 

ベッドに寝かせ、体温を測ると約38度。

これ、コロナなんじゃ・・ガーン

 

足がしっかりしていて歩けるのであれば、どうにか病院に行くことも考えられますが

もともと元気なころでも歩くのがやっと。

今の状態ではとても私だけで(しかも私も熱が下がらず38度くらい)病院には連れていけません。

とりあえず、電話でどうしたらよいか対応を相談します。

神奈川県のコロナ関係の相談窓口へ→療養サポートを紹介される

療養サポートへ電話→違う神奈川県のコロナ関係の窓口を紹介される

→出来るのは病院紹介だけ。ケアマネさんに相談してくださいと言われる

・・都度家庭の状況、私が陽性だったこと、お義母さんの今の状態を話しましたが

たらい回しの結果解決せずケアマネさんに相談しましたアセアセ

 

ケアマネさんは「救急車を呼んだ方がいいかもしれないですね」とおっしゃってくれました。

この時、現状の感染爆発前の7/5(火)の夕方17時頃。

119番へ電話し相談すると「万全の対策をして向かいます。お時間かかる可能性もありますが

向かうので待っててください」と回答を頂けました。

救急車が来るまで10分程度(今なら無理だったかも)待ちました。

 

その間義母の部屋を覗くと暑いと言って真っ裸で床に座り込んでいました。

救急車を呼んだことを伝え、慌ててなんとか服を着せていると救急隊が到着。

「まず、窓という窓は全開にしてください!」と伝えられ、防護服を着て救急隊の方が義母の部屋へ。

床に寝っ転がっているお義母さんの血圧、体温、酸素飽和度を測ります。

特に酸素飽和度はこの時点で90。

使った器具は密閉容器に入れ、代わりに酸素投与するための機械を部屋に置き

早速酸素を鼻にとりつけました。

 

病院が決まるまで、15~20分。

以前入院したことのある病院は受け入れが出来ず、少し遠いけれど

横浜市内の別の病院で受け入れてくれることになりました病院

(これも今の感染状況では無理だったかも)

酸素投与必要な中等症ですガーン

 

なんとか玄関で送り出し、私は一安心・・。

自分も辛いのに、認知症があって体調が悪いお義母さんの世話は出来そうにありませんでした。

あとからケアマネさん経由で聞いた話では、デイサービスで他にもコロナの方がいたことが

分かったそうで、お義母さんが最初にコロナにかかり、それが私に移ったのかもしれません。

それに、高齢者で認知症もあるからか症状の訴え方が漠然としていること、

また、痛みなどの感じ方も鈍いというところもあり、気づいたら悪化している、

もしくは手遅れになることもあるかもしれません。

 

ともかく、お義母さんが入院したため私は自分の療養に専念できます。

旦那に食べれそうなものやポカリスエットなどを買ってきてもらい、

本格的に自身の療養生活スタートとなりました。

 

続きますあせる