私は、ワインで有名なNapa Valleyから車で2時間くらいの所に住んでいます。

 

ある時期、ギュギュギュッとワイナリー巡りをしていたので、

日本人に有名なワイナリーと、

無名だけど、だからこそ秘密にしたいけど、とっておきのオススメワイナリーを、

このブログでは紹介していきたいと思います。

 

まずは、こちらの記事ではNapaの基本情報について書いていきます。

 

  Napa Valleyとは

ワイン好きな人に是非オススメしたいのが、アメリカで最も有名なワインの産地、

Napa Valley(ナパバレー)です。

 

カリフォルニア州は、Napaだけに限らず、

我が家の近所でさえもワイン造りが行われているくらい、

圧倒的なワインの生産量を誇る州なのですが、

その中でもNapaは、冬は温暖で、夏は雨が少ない気候で、

ワイン造りに最適な気候と、更には地理的環境にも恵まれ、

古くからヨーロッパ移民により、ワイン造りが行われていたそうです。

 

その後、禁酒法の影響を受けながらも、

今の世界的地位を確立するキッカケになったのは、

1976年にパリで行われたブラインドテイスティングの試飲会で、

すでにワイン大国として名を挙げていたフランスワインを押さえ、

Napaで生産されたワインがトップに選ばれたからです。

 

この勝利をキッカケにNapaの名声は次第に高まり、

現在では、世界でも有数のワイン産地になっています。

 

  Napaの代表的な街

一口にNapaと言っても、Napa Downtownから50km北のCalistogaまで広く、

縦長に広がるエリアはブドウ畑で埋め尽くされ、

Silverado Trail沿いには、色々な趣のあるテイスティングルーム、

可愛らしい小さな街、エレガントなリゾート地が広がっています。

 

飲兵衛の私たち夫婦にとっては天国なので、大人のディズニーランドと呼んでます。

 

 

上の地図で、私が大まかに引いた赤い線の根本にあるのがNapaで、

Napaから北に一直線に上がっていくと、Calistogaまで行けます。

この赤い直線上に5つの有名な街があります。

  • ミシュランレストランなど評判の良いレストランが多いグルメタウンYountville(ヨンビル)
  • Opus One・Rovert MondaviなどがあるOakville(オークビル)
  • 穴場ワイナリーがひしめくRutherford(ラザフォード)
  • Napaのメインストリートと呼ばれるSt. Helena(セイントヘレナ)
  • ワイナリーだけでなく温泉とスパもあるCalistoga(カリストガ)

Napa DowntownからCalifornia State Route29沿いに北に進み、

RutherfordでCalifornia State Route128沿いに、更に北に進むと、

スパや温泉で知られるCalistgaまで続いており、

ここに400以上のワイナリーが密集していますが、

一般開放されているワイナリーと、そうでないワイナリーがあるので、

詳しく調べたい場合は、こちらのマップでご確認ください。

 

  Napaへの移動手段

Napaは日本人観光客が多く訪れるサンフランシスコから、

車で2時間ほどの場所にあります。

 

 

日本からサンフランシスコ空港に着いた後は、以下の方法でNapaまで行けます。

  • レンタカー:Rent a car and drive the scenic route to Napa Valley.
  • プライベートツアー等:Private transportation services may be reserved for airport transportation (and many can also be booked for winery tours).
  • フェリー:Take the San Francisco Bay Ferry to Vallejo. Then use the VINE Transit bus into Napa Valley.
  • LyftもしくはUber:Ride share options are prevalent and will take you directly to your Napa Valley location.

コロナ以前は、Napaまで行くバスがあったのですが、今はありません。

 

電車を乗り継いで行く方法もあるのですが、

日本からの旅行者の場合、時間が限られていたり、

土地勘がなかったりもするので、乗り換えが多い電車は難しいかと思います。

 

左ハンドルに問題がなければ、レンタカーでも良いですが、

一番簡単なのは、Rideshareかプライベートツアーかなと思います。

詳しくは、こちらからご確認ください。

 

  Napaでの移動手段

Napaがあるカリフォルニア州は、

血中アルコール濃度0.08%(0.8mg/mL)を超えなければ飲酒運転にならないので、

テイスティングしてから運転している人がいるのは事実ですが、

日本人はテイスティングしてからの運転はやめた方が良いと思います!!

 

Napaは観光地で、Rideshareはたくさんいるので、

テイスティングをされる方は、Rideshareで動く事をオススメします。

Rideshareの利用方法は、アメリカの配車アプリLyftの使い方&Uberとの違いからご確認ください。

 

  豆知識

多くのワイナリーで、メニューリストと一緒にワイナリーのオリジナルボールペンが

テーブルに置かれています。

そのボールペンは、サーバーさんに持ち帰ってよいか確認してから、

持ち帰っています。訪れたワイナリーの記念として、コレクションしています。

 

ワイナリーやレストランでは、カベルニ・ソーヴィニヨンはCab(キャブ)で、

Pino NoirはPino(ピノ)で通じます。

 

コロナ流行以前は、予約なしでテイスティングできたのですが、

コロナ禍以降、ほとんどのワイナリーで予約が必要になりました。

 

Winery=ワインをつくる施設、Vineyard=ブドウ畑という意味になります。

 

  まとめ

最近は、Napaのテイスティング料金だけでなく、

宿泊費もかなり高く設定されているのですが、

素敵なワイナリーだけでなく、有名レストランも点在しているので、

サンフランシスコから日帰りで訪れる事もできますが、

可能であるならば、数日かけてゆっくり滞在を楽しむのがおすすめです。