渡米した当初、日常の色々な事に違和感を覚えていましたが、

最近では気になる事が少なくなった、というよりかは、

アメリカ的やり方が当たり前になってきたので、違和感を忘れ切る前に、

今回は私が実際に経験して感じた日本とアメリカの違いについてまとめます。

 

すでに個別にご紹介した項目もありますし、

これから個別にブログにアップする予定の物もありますが、

今回は人間関係編について、書いていきます。

 

  人間関係編

 

知らない人とも話す

レジ待ちや、信号待ち等でいきなり話しかけられた事が何度かあります。

道路を渡っている時に、怒鳴られ、何かと思ったら、

「I love your shirts!!」とお褒めの言葉をもらった事もあります。

 

信号待ちで横並びの2台の車、2台とも窓が開いていたら、

ドライバーさん同士で会話がスタートします。

 

バーで飲んでいると、仲の良さそうな4人組がいて、

2組のカップルが友達同士で来たのかなと思っていたら、

2時間も3時間も話した後で、その場で出会った2組だったなんて事も、

1度や2度ではありません。

 

ハグ

アメリカでは異性・同性関係なく、親しい人同士でハグをします。

フレンドリーなアメリカ人の間では、出会った際、別れる際などに

ハグをするのが普通です。

 

注意したいのは、男性から女性へのハグです。

女性からハグを求めてきた場合のみOKです。

 

ハグは、自分の右頬と相手の右頬を近づける感じです。

イメージは、自分が左側から相手に近づく感じです。

方向を間違えてしまうと、唇がぶつかっちゃいます笑い泣き

 

すれ違う時に挨拶

散歩したりランニングをしていても、すれ違う時には手を上げて挨拶したり、

言葉を交わして挨拶したり、挨拶の文化が素晴らしいです。

車と散歩の人でも、車が徐行していれば挨拶をします。

 

そしてこの挨拶には、とても良い笑顔が付いてきます。

渡米して、すごく素敵な習慣だと思いました。

 

レディーファースト

アメリカはレディファーストの国です。

男性が女性に対してホテルや車のドアを開けてあげたり、

エレベーターでは女性に先に降りてもらったり、

レストランで女性が座る際に椅子を引いてあげる場面を目にします。

 

以前、病院に行った帰り、エレベーターでおじいちゃんと一緒になり、

降りる時に、開くボタンを押して、「先にどうぞ」と言ったのですが、

おじいちゃんに「先にどうぞ」と言われ返されてしまいました。

 

アメリカ生活が長い夫も、自然にレディーファーストなので、

それに慣れてしまいましたが、日本ではスタンダードではないので、

帰国したら気を付けないといけない部分だと思っています。

 

友達や恋人よりも家族優先

家族の誕生日や母の日などは家族全員でレストランで食事をして、

プレゼントを送ります。誕生日という理由で仕事を休む事もよくあります。

レストランに行くと、3世代で10人くらいの家族の集団をよく見かけます。

 

日本ではクリスマス等イベント事は恋人と過ごす人が多いですが、

アメリカでは恋人ではなく家族と過ごします。

 

カップル社会

アメリカは常に恋人と一緒に行動するカップルが多いです。

 

日本にいた頃は付き合っている人がいる時も、

「私の友達は私の友達、彼の友達は彼の友達」という考えでした。

お互いの友達に紹介する事もあるけれど、

大体の場合は、自分の友達と遊ぶ時は別々に行動していて、

それを疑問に思った事はありませんでした。

 

しかしながら、アメリカではパーティーやイベントに参加する時は

カップルで共に行動するのが当たり前なんです。

会社のパーティ、商工会議所から招待されたパーティなど様々イベントも、

夫が誘われると、私も当然ながら参加となります。

 

アメリカでは夫がどこかに誘われようものなら、

全く関係のない私に「スケジュール空いてる?」と連絡がきます。

今週末は、夫の会社の同僚の退職パーティがあります。

その方の事はほとんど知らないですが、私も参加です。

 

夫は、日本親会社からアメリカ子会社へ、社長というポジションで派遣されているので、

私は、タイトルは社長夫人なのですが、

いわゆる世間で想像されるような、優雅な社長夫人とは程遠く、

こういうパーティがある時は、飾り付けの準備もします!!

 

駐妻のリアル!ここまで孤独だとは思わなかった話で、

海外生活を充実させる方法を書きましたが、

こういう事も充実させるための1つの方法になっている気がします。

 

パーティの日の朝5時台から、一人でせっせと風船を膨らませ、

テーブル用のデコレーションを作りました。

 

 

車にギューギューに詰め込んで、会場まで。

 

 

 

イベントにはカップルで参加が基本ですが、相手は恋人でなくても良いです。

「自分+ゲスト1人」であれば誰を連れてきても良いので、

去年の会社のパーティでは、お兄さんを連れてきた人もいましたし、

遠い親戚の誰かと一緒にいらした方もいましたし、元カノと来た方もいました。

 

バレンタインデーは男性から女性

アメリカではバレンタインデーは男性から女性へプレゼントするのが一般的です。

女性からチョコレートをプレゼントする日本とは全然違います。

 

日本ではホワイトデーはお返しの日ですが、アメリカにはホワイトデーがないです。