セリーナ・ウィリアムズ選手の現役引退から考える引き際の美学 | 美と健康の明日を考える佐藤友美のブログ

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美容と健康を中心に気ままに書いていきます。

おはようございます!佐藤友美です。

 

ビッグニュースが飛び込んできました!

テニス界のレジェンド、セリーナ・ウィリアムズさんが引退の意向を表明しました。

このブログでもセリーナ・ウィリアムズさんの家族を描いた映画「ドリーム・プラン」の記事を書いたので、思い入れが強いテニスプレーヤーの一人です。

前回のブログ投稿はこちらです!

 

みなさんは引退と聞くとどんなイメージをしますか。

引退が印象に残っている方と言えば、「わが巨人軍は永遠に不滅です!」があまりにも有名な長嶋茂雄さんや、そっと舞台にマイクを置いて去っていった伝説の歌姫・山口百恵さんなどが思い浮かびますよね。

2010年代では、イチロー選手の引退会見も記憶に新しいです。

 

今回はそんな「引退」をテーマに書いていきます!

 

意外と身近にある引退

 

「引退」と聞くと、スポーツ選手や芸能人のことが真っ先に思い浮かびますよね。

学生生活や会社員をしていると、自分で身を引くというよりも、

年数や年齢の制限によって自動的に引退・卒業することになるので、「引退」というイメージはあまり湧かない人が多いと思います!

 

「引退」という言葉は、部活をされていた方だとイメージしやすいですよね。

今は高校野球が盛り上がりを見せていますが、負けたら即「引退」という状況で3年生は戦っています。

引退する先輩部員からの熱い一言や、自分が引退する時に監督や先生からかけてもらった言葉が印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

 

引退することで今までいたコミュニティを去り、仲間との別れを経験することで「人」との繋がりを意識することが多いと思います。

スポーツ選手の引退は、その選手に愛着があるかどうかで観客としての思い入れが大きく違うと思います。

ある一種の人が亡くなるときのような寂しさを味わうことが、引退の大きな要素なのかもしれませんね。

 

自由な引退に必要なのは「実績」と「経済力」

 

学校の卒業や定年退職は、「卒業」という印象が強く、

自らの進退を決めることが「引退」というイメージが強いですよね。

しかし、誰もが自由に引退できるとは限りません。

経営者であれば会社が倒産する、スポーツ選手であれば契約を打ち切られクビになるなど、定年退職がない仕事でも自由に辞めることができるとは限りません。

 

だからこそ、自分の意志で「引退」を決断するために必要なのは、その道での「実績」と「経済力」だと思います。

実績があれば、たとえ辞めたとしてもアドバイザーや解説者など他の道が開けやすいです。

また、経済的に余裕があれば無理して別の形で働く必要もないですよね。

 

自分の進退を自由に決めるためにも、現役時代にどれだけ頑張れるのかがカギになると思います。

セリーナ・ウィリアムズさんもテニスプレイヤーとしては引退されますが、テニスの実績を活かし多方面で活躍されています。

自分で実績を作り出すことを意識して日々過ごすことが大事ですね。

 

引退の美学

 

引退において最も重要なのは、その人の「美学」ではないでしょうか。

元巨人軍で通算ホームラン数の世界記録を持つ王貞治さんは「王貞治のバッティングができなくなったから」と引退しましたが、その年には30本の本塁打を放っています。

30本も打てばまだまだやれると周囲からは思われていますが、自分の納得いく結果ではない、プロとしての仕事に対するプライドが見て取れますよね。

 

一方で、松坂大輔さんは全盛期を過ぎてケガに悩まされながらも現役を続行し、最後には松坂さんのイメージとかけ離れた遅いボールを投げて現役生活を締めくくりました。

 

自分の思うようにできなくなったから引退する、とことん粘ってぼろぼろになっても現役を続け引退する。

どちらもその人の「美学」とも言えるこだわりが表れています。

これには正解も不正解がある訳ではなく、他人からの評価で決められるものでもないです。

みなさんは自分の引き際をどのように決めますか。

 

自分自身で最後を決められる状態を作る

 

ここまで「引退」について書いてきましたが、私は生涯現役を貫こうと思っています。

仕事がおもしろいですし、自分がどこまでいけるのかを突き詰めたいと思っているからです。

 

引退を決める、自分で最後を思い描くには「実績」と「経済力」が必要と書きました。どんなに美学を持っていても、自分で引退という道を選べるかどうかは、自分の置かれている状況に大きく左右されます。

引退したくても引退できない、強制的に辞めさせられる、身体的な理由、家庭の事情など様々な状況があると思います。

 

自分で引退できる状況を作り出すからこそ、その人の美学を追求できるのではないでしょうか。

自分がどんな人になりたいか、どんな引退の形を表現したいかを思い描くことで、「今」をより全力で取り組むことができると信じています。

 

みなさんもぜひ一緒に自分の引き際の美学を考えてみませんか。

 

次回もお楽しみに!

それでは、また!

 

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