1922年12月18日
かの有名なアインシュタイン博士が滞在していたホテル
奈良ホテルにて
博士が奏でたという
バッハ平均律第一巻第一番ハ長調~プレリュード~
100年の後
アインシュタイン博士が腰をおろし奏でたそのピアノ
1902年製造米国ハリントン社製のピアノを
アインシュタイン博士の弟子の弟子
佐治晴夫博士が奏でるという
奇跡の時間を共に過ごさせていただきました
音楽のことはさっぱりわかりませんが
素晴らしい時間でした
佐治晴夫先生のことは
私の心のメンター喜多川泰先生の講和で知り
その時にお話しされていた
「女性を宇宙は最初につくった」
こちらを拝読して以来
佐治先生の語る宇宙、そして日本という国
万物に馳せる愛に感銘を受け
先生の本を読ませていただいています
佐治先生の本を読んで
すべてのアニミズム(ざっくりいえばスピリチュアル)と
量子力学を含む全ての数学化学が繋がっていく
わたしにしたら神秘の世界をみせてもらうような
激しい感動を覚えるのです
今日までは
「感」するだけで我慢していましたが
佐治先生に直接お会いできる
またとないチャンスに「動」してまいりました
佐治先生のお話は
本当に楽しくて理論的でそして哲学的で
でも厭味がなくて引き込まれる愛に溢れていました
御年八十八歳を迎えてなお
優しくあたたかな声にもうもう感無量です
そして佐治先生が天才と称える
金子みすゞさんの詩の朗読を
鶴田真由さんが担当し
先生が説明してくださる
そんな贅沢な時間も共にしました
素敵な詩をひとつ
この世の中見えるものはたった4%のみ
残りの94%は見えないものばかり
だとしたら
4%の世界で生きるのはあまりにももったいないことだと思いませんか?
佐治先生が講和の中でおっしゃっていました
実際に天体観測を望遠鏡をのぞいて見ていた
自分たち科学者はほとんど全員が
神さま(もしくはそれに近いおおいなる存在)を信じているが
コンピューターサイエンスから見る天体観測をしている
今の若い科学者の多くが
そんな話をほとんど信じていないと
生で触れる光や色のはかないゆらぎに
そのもっと先の「なにか」をみるって素敵なことだなぁ
そんな風に思いました
宗教性のない化学は不完全であり
化学性のない宗教は盲目である
宇宙をわたしたちはわたしたちの中にもっている
そんなことを実感する時間でした
佐治先生の素晴らしいお話を
上手に伝えられないもどかしさにイリイリします(笑)
そして
SNSにあがってくる金沢の大雪の様子に心折れ
翌日も奈良観光に出かけました
懐かしいなぁ~ 五十の塔
そうそう
鹿よねぇ~
奈良と言えば鹿♡
春日大社は初めてだなぁ
やっぱり奈良の大仏
久しぶりにお会いしないとね・・・
そう思いながらたどり着いた東大寺
この壮大な外観で初めて気づきました
わたし・・・
奈良・・・
来たことなかった・・・・
( ゚Д゚)
いつだって夢と現実をうろついているようです
とにかく
最高の時間でした
こんな時間を大切にしていきたいです