どこに居ても
誰といても
何をしても
「自分は大丈夫かな?」
「嫌われていないかな?」
「ここに居てもいいのかな?」
と不安がある。
だから
不安解消のために
いつも周りの人の機嫌や反応を気にしたり
周りの人に確認せずにいられなかったりして
そして
嫌な顔をされたり
怒られたり
否定されたりしなければ
ホッと胸をなで下ろす
だけど
ホッとした安心感は
ほんの一時で消えてしまって
またすぐに不安が押し寄せるから
やはり、確認せずにいられない…
いつも
こんなことを繰り返していませんか?
※先日開催した心理のワークショップでも
お話ししました
確認せずにいられない
どうして確認しても確認しても
不安が消えないのでしょうか?
それは
人から承認や許可をもらったとしても
「どうせ自分は嫌われる」
「自分は何をやってもダメだ」
などと
根本的に自分で自分を否定しているから
無意識にこちらの方が真実だと
脳が認識してしまうのです。
これでは
何をしても自信を持てずに
いつも
周りの人の目や評価ばかりに気をとられて
しまいます。
自分のことに集中したり
やりたいことをやることができずに
不安や緊張、ストレスが大きく
疲労や不満が貯まります。
また
大人同士の関係で
いちいち何でも、何度も
「私のこと嫌ってない?」
「私、大丈夫?」と
オドオドした態度で確認するのは
相手に自分を肯定して受け入れてもらおうと
依存している状態ですから
こうしていると
確認される側、依存される側の人は
どう感じるでしょうか?
一緒に居ると
面倒くさい人
信用を置けない人
などと
不信感や、不満、嫌悪感を持たれたり
または
支配してもいい人
何でも言うことを聞く人
都合よく使える人
と認識されて
粗末な扱いや支配的な扱いを
されるようになります。
こうして
人間関係はうまく行かなくなってしまいます。
自己否定
嫌われないように
自分を受け入れてもらえるように
と
どんなに頑張っても
また
実際には嫌われていなくても
自分が、何をしても自分はダメだと
思っていたら
不安はなくなりません。
心の傷つきがある
幼い頃に、親や家族から
否定された
バカにされた
仲間はずれにされた など
【嫌われている】と感じて
心が傷ついたことが原因にあります。
幼い子どもにとって
親、家族に嫌われるということは
自分の安全に関わる重大な事柄なので
その傷付きによって
「自分は嫌われる」
「自分はダメな存在だ」と
思い込みが深く心に刻まれます。
このような積み重なる不安やストレスや
いい人間関係が築けない悩みを解決するためには
まず、自分の傷付きや不安を癒すことが必要です。
そして
自分で自分を否定したり
卑下することを止め
自己肯定して、自分を信じることが必要です。
同時に
相手を信じて
信頼の関係を築いていくことも。
自分の存在や、居場所や、人とのつながりに
安心・安全の感覚を持てるように
心を育てていきましょう。
心理セラピールーム「こころのまど」では
クライアントの「これからの人生のため」に
トラウマケア、愛着の再構築などを通して
本来の自分を取り戻すお手伝いを
していますので
ぜひ、ご相談くださいね。
では、また。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
★心理セッション
・うまくいかない夫婦関係
・子どもとの関わり方がわからない
自分の問題を解決したい方へ
(毎月先着2名様)