あなたの近くに表裏の二面性がある人
いませんか？
地位や権力や人気などがあって
自分より上だと思う人には
キチンと対応したり
こびたり
従順だったり
一方で
自分より下と見る人には
横柄な態度だったり
雑に扱ったり
抑えつける言動だったり
無視したり
バカにしたり
そんな
二面性のある人って
いますよね。
例えば
●私はいい人だと思って付き合っていたのに
実は、裏では私の悪口や悪いウソを言ってた
●私には厳しい態度や
上から目線で嫌味ばっかりなのに
上司には猫なで声ですり寄ってごまをすってる
●仕事ではペコペコと腰が低く
丁寧に振る舞っていて
家では不機嫌で暴君のようだ
二面性のある人に関わると
モヤモヤ、イライラ、嫌な気持ちになったり
裏切られた！そんな人だったなんて！と
人間関係で辛い思いをしてしまいます。
このような二面性の人の心理と
巻き込まれ利用されない方法
二面性の克服について
今日は書いてみますね。
二面性の心理
このような人は
心の奥では
自分はダメだ
自分には価値が無い
と
自己否定して自己価値感が低い
また
人に嫌われるのを怖れすぎて
人と関わるのが苦手
というのが
よくあるパターンです。
そして
そんな自分の存在に関する不安を避けるために
権力を手に入れ支配したい欲がある
けれど
自力では出来ないので
力ある人に認められることで
自分が力や存在価値を手に入れたように感じる
他人を頼る依存タイプの人です。
しかし
他人を喜ばせて認めてもらうには
自分のことは後回しで、他人優先
自分の気持ちは抑えて他人のために行動
など、いつも他人中心になるので
不満やストレスが貯まります。
そして
人との関わりがうまくできない上に
自分が頼りたい人以外は
どうでもいい人
自分のライバルや敵
自分より下の人
という認識なので
直接支配欲を満たそうとしたり
ストレスのはけ口として
裏の顔を見せるのです。
このような人は
期間や相手など限定的には
うまく行っていても
このままでは
人からの信頼や親愛は得られない
自分では何も成し遂げていない
怒りは貯まる
表と裏の自分が解離する
ので
ストレスは増すばかりで苦しくなるし
人間関係は破綻して孤独になってしまいます。
依存とは利用
二面性のある人の人付き合いは
頼る人も、下に見る人も
自分が安心するための道具みたいな
「利用」です。
頼る人が頼らせてくれなかったり
頼る価値が無いと判断すると
途端に態度を真逆に変えます。
下に見る人には
どんどん態度がエスカレートして
利用し続けようとします。
どちらにしても
利用出来る人を探し続けます。
二面性のある人に利用される人
二面性ある人に頼られたり、攻撃や支配されたりと
巻き込まれ利用されやすいタイプがあります。
それは
頼られる人としては
地位、力、人気、などがある人
面倒見がいい人
攻撃や支配されやすいのは
自分から人の下にもぐりやすい人
自分の気持ちを表現しない人
人に嫌われるのが怖い人
世話好きな人
自己否定が強い人
依存傾向がある人
などです。
利用されないためには
まず、自分が自立すること
そして
その人の周りの人たちへの態度や行動を
よく見ること
おかしいな、イヤだなと感じたら
距離をとることです。
二面性がある人は
面を使い分けて、一方の面しか見せないので
なかなかわかりにくいですが
できるだけ
その人の全体を見るようにしてみましょう。
二面性の克服
二面性がある人は
無自覚の場合も多いですが
このままでは
自分の二面性が解離していくことが
さらにストレスや不安を引き起こしたり
家族、仕事関係、友人など親しい人間関係を
壊していくことになります。
まず、自分の行動を振り返り、気づくことが必要で
それから
自分のトラウマ、愛着や自己否定の問題など
心の問題を丁寧に扱って解決していくといいですね。
では、また。
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