こんにちは。
リトリーブサイコセラピー®で「あなたが本当に望む自分を取り戻す」お手伝い。
北九州の心理セラピスト 待鳥智美(まちどりともみ)です。
先日、心理と子育てのセミナー『イライラや怒りが消えない』を開催しました。
今回は、1歳のお子様と一緒にご参加いただきました。
柔らかいほっぺ、ペタペタ歩き、上下2本ずつの歯、片言のおしゃべり、いろんなところがかわいい
そもそも「怒り」の感情とは?というところから、どうして?どうしたらいい?というところまで、たっぷりお話しと少しワークを。
この頃の心と身体の発達についても、ついでに話をしながらの楽しい時間でした。
ありがとうございました!
今回のセミナーでも、最近のセッションでも感じていることですが、子どもにイライラをぶつけてしまうということに悩むお母さんが多いです。
お話を聴いていると、お母さん自身が、子どもの頃に子どもらしさを味わっていないことが、とても多いです。
・両親が、とても忙しい人だった。
・弟妹がいて、何かと我慢したり、お世話をしたりしていた。
・お母さん(お父さん)が、家族の文句や愚痴をよく言っていた。
・感情を出す(泣いたり、駄々をこねたりする)と、それを止められていた。
・両親の仲が悪かった。
どれも、自分の感情や子供らしい振る舞いはどこかに置いておいて、家族のバランスをとる役目を果たしたり、誰かのお世話をしたり、我慢強くて、いつも一生懸命な子ども時代だった。
そうすることで、怒られずに済んだり、役に立ったり、褒められたり、うまくいったりすることを繰り返し体験しているので、大人になってもその役目や感覚から離れられない。
ずっと、誰かに助けて、手伝ってと言えないで、私が一人で頑張らなければ!と思っている。
仕方がないとあきらめているふりをする。
最近、『ワンオペ育児』という言葉で表されたりする育児環境。
仕事に忙しすぎる夫や、家族を顧みない夫にも、社会などにも問題はあるけれど、頑張りすぎる妻にも問題はあるのだと思う。
大変だ、疲れた、手伝ってほしいを、素直に伝えられない。
感情を爆発させるように、ぶつけるように、相手を貶めるようにしか発せられない。
建設的な話し合いが出来ない。
現状を「だって、しょうがない」と思っている。
いろいろな見方はあるけれど、少なくとも私はそうだった。
抑え込んでいる感情は、イライラとなり、攻撃的になったり、落ち込んだりを繰り返す。
そこには、自分の感情を出してもいい、人に頼ってもいい、出来なくてもいい、誰かが助けてくれる、というような子どもなら当たり前の「子どもらしい子ども時代」を過ごすということが、足りていないことが関係していていたりする。
「子どもらしい子ども時代」を過ごせていれば、違ったかもしれない。
足りていないものは、満たしてあげればいい。
そうは言っても、子どもには戻れない、毎日毎日育児は続いていく。
「じゃあ、どうしたらいいの」
私は、セミナーやセッションで、そういう人は「自分って頑張ってきたんだな~と自分を認めてあげる」「親として子どもを楽しませるんじゃなくて、一緒に楽しく夢中になるものを楽しんでみる」ということを伝えます。(他にもいろいろありますが。)
誰かが満たしてくれるのを待つんじゃなくて、自分で満たすということです。
もちろん、根本の問題にアクセスするリトリーブサイコセラピー®セッションは、とても効果的ですよ。
誰かや、何かのせいにして周りを責めても、逆に自分を責めても、何も変わらない。
だけど、自分が決めれば、自分は変わることが出来るし、自分を満たすこともできる。
そういうものです。
頑張りすぎてしまうあなた、
息を深~く吐いて、深~く吸って、身体の力を抜いて
自分は本当はどんな育児がしたいのか、どんな風になりたいのか、
自分を見つめてみる時間を持つことをおススメします。
では、また。
お知らせ
次回【こころのまど】心理と子育てのセミナー
6月20日(火)10:00~
『より良い人間関係を築くために、自分を知る』
人の悩みのほとんどは、人間関係ですね。
パートナー、親子、友人、上司・同僚などなど
まずは、本当の自分を知ることが大切です。
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