こんにちは。
北九州、心理と子育てのセラピールーム
【こころのまど】の心理セラピスト 待鳥智美です。
リトリーブサイコセラピー®という
心理手法で「本当に望む自分を取り戻す」
心理セラピーセッションをしています。
息子(小6)が、誕生日(12月なのですが)プレゼントに選んだくまのぬいぐるみが、年明けに届きました。
デカい!体長135cmもある
最初に息子から聞いたとき、この大きさに戸惑い(どこに置く?)と、息子の欲しいものが次々に変わることから、「ちょっと待って、一旦落ち着いて考えよう」と言ってましたが、
クリスマスにはあれ!、じいちゃんにはこれ買ってもらう!など、他に欲しいもの、買ってもらいたいものを考えた結果、やっぱり誕生日プレゼントは、このくまが欲しい!となりました。
クッションのようにもたれかかり、くっついて喜んでいます。
彼は、ぬいぐるみ好き。
今まで、いろいろと興味あるものやはまるものがあり、それらは変わったりもしたけど、ぬいぐるみは、今だに変わらないみたい。
枕元にも、手のひらサイズのものたちが並べられ、ブランケットがかけてあります。
かわいがっています。
小さい時から、抱っこなどの皮膚接触を、嫌うほどではないけれど、あまり好まない彼が求める安心が、ぬいぐるみで得られるんでしょうかね~。
小さいものは、かわいがり、大きいものには包まれるという安心感。
ただ単に、大きいものが珍しくて欲しかったということかもしれません。
本当のところはわかりませんが、自分で考えを重ねた結果、ヤッパリ欲しかったくまに寄りかかり、「肩に(自分の)頭を置いて、くまの手を首に持ってくると~、ちょうどフィットしていいんだよね~」とニコニコしてるのを見ると、「ま~、良かったね~」と言うしかないです。
家族の中では、「でかすぎじゃない?今さらぬいぐるみ?すぐに飽きちゃうんじゃない?」という声もありましたが、誕生日プレゼントですしね、すごく喜んでいるし、くまに未完了な思いが残らず良かったんじゃないかと思うのです。
子どもが欲しがるものに、大人の感覚や、親の意見で「えー、それ?!」と思うことも多いのですが(この息子には本当にそういうことが多い)、子どものころの『それが得られなかった』という思い(未完了な思い)は、意外としっかり覚えているものですね。
たまには、子どもの感覚で、「それいいね」ってあげてもいいと思います。
物じゃなく、愛情や視線や手間暇なら、求めていたら、いつだって、満足するまで、あげていいと思います。