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着物と帯が綺麗なコーディネートじゃない
『着ているあなたが綺麗』のコーディネートを叶えます!
大阪/着物スタイルアドバイザー やそしま智美です。
顔タイプ着物診断や着物パーソナルカラーで
あなたにあった着物スタイルのアドバイスを仕事にしております。
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高島屋大阪店にて、バイセルさんの催事に診断で入らせていただきました。
個人診断で着物を着てお客様と接する時は、長時間コミュニケーションが取れるので、着物のコーディネートはわりと自由にしていきますが、
短い時間で診断するデパートなどに入らせていただくときは、ちょっと着物に悩みます。
何故なら、手持ちの着物がほとんどパーソナルカラーのものでないから
着物パーソナルカラー診断士にあるまじき
でもね、
色々着物姿で悩んだからこそ診断士になったわけですよ。
そして、洋服と違って、着物はそうそう買い換えられない。
好きで購入した着物だしね。着てあげなくては可哀相だから着ております。
カラー診断をしているのに、パーソナルカラーじゃない着物を着ている人に説得力はあるのか?
合わない色でも半襟や小物で調節しましょう!っていう例を見せるなら大丈夫かな?と毎回頭を悩ませます
私の着物は、スモーキーなサマーと洋服診断でのアドバイスをもとに買ったくすみ系も多いので、私を見かけた時は、『今日は似合う色なのかしら?』と間違い探しをお楽しみ下さい
私の場合は、黄色が本当に苦手になります。色の影響が本当に強く表れるなと思います。
肌が黄色だと、イエローベースでしょ?
とよくお客様に聞かれたりします。
パーソナルカラーというのは、もとの肌の色味で見るではなく、肌にのせた色の反射がどうかという事を見ます。
黄色の反射が肌が沈み・ブルーが肌の透明感を引きだすというような事ですね。
私は肌は黄色も強く感じるけどブルーベース。
青みが強ければ強いほど色白にみせてくれますが、黄色の温かみを足すと肌が濁ります。そして、色の渋みもとても苦手なタイプです。
似合うって、色・素材の質感・柄といろいろな要素がミックスされてなので、一概にパーソナルカラーを重要視しませんって以前はブログに書きました。
でも、自分の写真を撮ってインスタやブログにのせたりするようになり、客観的に見るようになって思うのは、色も本当に大事だなと。
写真だと、質感が伝わらないから色の情報のが強く出てしまうんですよね。実際に会った時の印象より色の影響が写真は大きい。
なので、着物は特に全身を同じ色が覆うので、苦手な色を着た姿だと地味な印象になります。
黄色や青色に反応が強くでちゃうタイプ
黄色・青色関係なく色の渋みが苦手ってタイプ
色がクリアである事が一番のタイプ
柔らかい淡い色が似合うタイプ
色の深みが大事なタイプ
色の診断も人それぞれに違ってきますが、
得意な色を知る事も大事ですが、苦手な事を知った方が色は選びやすい。
さて、今回の診断で着ていた似合うに入らない色味の着物の写真です。
左の華やかフェミニンタイプの山下奈緒子診断士。
スプリングの綺麗なお色がよくお似合いですね。
右の私、青みが得意な私ですが
帯をこの黄色の帯がしたかったからなのだけど。
印象は控えめともいえなくもないけど、着物を着ているのに洋服の時よりも地味な感じ。
まあ、他人から見たら気にならないと思います。
が、本人と色に詳しい方ならわかるけど
色だけでなく、顔タイプでも私には少し物足りないコーディネートだからかもしれません。
さて、この写真での気づきをもとに
次の日は似合いにくい色の着物に、帯と帯揚げを似合う色のコーディネートの見え方を試してみました。
雨の日だったので草木染の大島紬。
洋服では一切苦手な色は着ないのに、着物だとなぜか選んでしまっていたアースカラー。
全体に渋みがある着物なので、帯と帯揚げを濁りの少ないブルーベースの色で仕上げています。もちろん半襟は自分に合うように白で。
色は顔周りを似合う色で仕上げた方が断然色の効果の恩恵を受けられます。
帯で効果はあるのか?と思いましたが、この帯を着物と調和する色にした場合は、もっと印象が、私の場合は沈みます。
着物のコーディネートだけを見た場合、帯揚げがやけに目立ってうるさいし、調和していないと思われる方は多いと思うこのコーディネート。
良いのです。だって、着物に合わせて色を選ぶと、似合わない色ばかりになっちゃうから、着た時にぼやっとするんだもの。
着物と帯のコーディネートの調和とさらに自分を調和させて素敵が出来れば一番良いけど、庶民の着物生活ですから
もともと持っている着物や帯をどう自分に引き寄せるか?
私のコーディネートのほとんどが、パッチワークのようにあるものをどう組み合わせるか?というコーディネートです。