40代といえば、個人差はありますが子どもの進学や独立、親の介護などでお金が掛かる時期ですよね。
また、更年期の時期に差し掛かるため、特に女性はホルモンバランスの変化で体調が優れない方も多いのではないでしょうか？
40代女性は、さまざまな要素が重なり現状の仕事と向き合った時に、転職や再就職を考える機会が多い傾向にあります。
この記事では、同年代の私Tomomiが、世の40代女性が活躍する仕事と職種についてご紹介します。
40代女性が選ぶ人気の職種
まずは、40代女性が選ぶ職種について次の3つをお伝えします。
- 看護師や医療関係
- 保育士や教育関係
- フリーランス・パートタイム職
看護師や医療関係
40代女性が選ぶ職種として、看護師や医療関係の仕事が人気です。
看護師は女性が活躍する職種の中で比較的高収入のため、近年40代から目指す方が多い傾向にあります。
看護師免許取得には年齢制限がなく、決められた学習過程を修了すると看護師国家試験の受験資格が得られ国家試験に臨むことが可能になります。
また、医療事務や調剤薬局事務といった医療関係の職種は働く場が多く、未経験でもチャレンジできて短期間で資格取得が可能なことから40代女性に根強い人気です。
保育士や教育関係
保育士や教育関係の仕事も、40代女性が選ぶ職種として人気です。
保育士資格取得の際に上限年齢は定められていないため、子育てや社会経験を経て、保育士にチャレンジする40代女性は多い傾向にあります。
保育業界は慢性の人手不足で、求人が多いといったメリットもありますが、労働に見合わない賃金が原因で離職率が高いというデメリットも否定できません。
また、学童保育の指導員やベビーシッター、スクールカウンセラーといった教育関係の仕事も人気です。
近年では、日本語学校などで外国人を対象に日本語の読み書きや会話を指導する日本語教師という仕事に興味を持つ方も増えています。
フリーランス・パートタイム職
フリーランスやパートタイムとしての働き方も40代女性には人気と言えます。
仕事と家庭とのバランスに悩みがちな女性にとって、どちらも両立しやすいというメリットがあるのがフリーランスやパートタイム職です。
今まで仕事にしていた経験を活かし独立したり、主婦目線やママ目線でのアイディアを形にしたり、趣味のスキルを仕事に繋げたりとフリーランスとしての可能性はさまざまです。
また、パートタイムは働く曜日や時間帯をライフスタイルに合わせて選びやすいと同時に、求人も多く比較的採用されやすいということも大きな魅力です。
フリーランスとして働く際のポイントなどは、下記の記事で詳しく解説していますので参考にしてくださいね！
40代女性が転職や再就職を考える理由
40代女性が現状と向き合った際に、転職や再就職を考える理由として次の2つが挙げられます。
- キャリアアップを目指す
- 働きやすい環境を求めて
キャリアアップを目指す
現状の仕事と向き合った際に、キャリアアップを理由に転職や再就職を考える40代女性が多い傾向にあります。
40代は仕事において折り返し地点に当たるため、今のキャリアに疑問を持ち始める方が多い時期です。
これまでのスキルや経験を現在の職場では活かしきれず、「もっと幅広く仕事がしたい」と思い新たな活躍の場を求めたり、これからのキャリアを見据えもっとやりがいのある可能性を探したり。
年金支払い額の減額や支給年齢の引き上げが進んでいる中で、将来のことを考えた際に、仕事の幅を広げ少しでも長く働けるようキャリアアップを考える方も多いようです。
働きやすい環境を求めて
今よりも働きやすい環境を求めるということも、40代女性が転職や再就職を考える理由です。
40代女性が、現状の職場に働きにくさを感じる主な原因として、職場の人間関係や労働条件・収入への不満が挙げられます。
40代ともなれば、上司と部下・後輩の間に挟まれ、どちらの意見にも耳を傾けたり橋渡しのような役割を担ったりして調整に疲れることも少なくありません。
また、これまでの経験から責任ある仕事を任せられる機会が多い40代女性ですが、その責任の重さに対して給与が見合っていないと不満が大きくなるというケースも。
さまざまな要因から、現状よりも働きやすい環境をに転職したいと考える方は多い傾向にあります。
40代女性が働きにくさを感じ、「今の仕事を辞めたい」と思う理由については下記の記事で解説しています。
40代女性が就職・転職で成功するためのポイント
では、40代女性が就職や転職において成功するためのポイントとして次の2つをお伝えします。
- スキルをアピールする
- 経験を活かす
スキルをアピールする
40代女性が就職や転職において成功するためのポイントとして、自分のスキルをアピールすることがとても大切です。
それにはまず、自分の持っているスキルや経験の棚卸しをしてみましょう。
自分のスキルや能力を把握していなければ、履歴書や職務経歴書に書けませんし、面接の際に言語化してアピールすることもできません。
保有しているスキルや能力を書き出し、どの分野に活かせるかをまとめておくと自分の強みが明確になるためおすすめです。
企業に対して、どれだけ自分をアピールできるかが就職や転職への成功のカギとなりますよ。
経験を活かす
これまでの経験を活かすことも、40代女性が就職や転職において成功するためのポイントの1つです。
中途採用の場合は、企業側からすれば即戦力となって活躍してくれる人材を求めています。
40代女性の就職や転職は決して簡単なことではありませんが、自分がこれまで培った経験を活かせる企業だと即戦力になると判断してもらえる可能性が高いです。
また、豊富な社会経験を持っている40代以上が求められる仕事を探すと採用率を高められます。
例えば、接客の仕事だとお客様より若ければアドバイスに説得力がないと捉えられてしまう場合もありますが、40代以上だと信頼してもらいやすいということも。
40代女性ならではの職場への適応力や柔軟性も十分発揮できる職場を探してみましょう。
40代女性の働き方改革
40代女性が、これからの働き方を考えた際にどのようなことを重視すれば良いのか考えてみましょう。
働き方に対する考え方は、年齢や取り巻く環境によって変化するものです。
自分の気持ちを優先して好きな仕事や働き方ができていた若い頃とは違い、40代では私生活とのバランスが重要になってきます。
昨今、「ワークライフバランス」という言葉が浸透しつつありますがどのような意味なのでしょうか？
ワークライフバランスの考え方
ワークライフバランスとは、「仕事と生活の調和」を意味します。
誰もがそれぞれのライフステージに合わせ、無理なくやりがいを持って働き続けられることを目指す考え方であり、現代社会において重要視されています。
ワークライフバランスの実現によって得られるとされるメリットは次の3つです。
仕事へのモチベーションアップ
オンとオフのメリハリがつけば気持ちに余裕を持って取り組めるようになる
自分に合った働き方ができる
在宅勤務や時短勤務、フレックス制などを選べるようになるとこれまで諸事情で働けなかった方の雇用にも繋がる
自己実現がしやすくなる
プライベートの時間が確保できるようになると趣味や副業などにも挑戦しやすくなる
まとめ
この記事では、同年代の私Tomomiが、世の40代女性が活躍する仕事と職種についてご紹介しました。
40代は仕事や家庭、自身の体調などにおいてさまざまな変化があるため、いろいろ悩みが多い時期ですよね。
けれども、一度立ち止まり現在の働き方について考える時間を作り、働き方の見直しや転職も検討してみましょう。
40代女性が、いつまでも生き生きとやりがいを持って仕事をしていけるよう願っています！