雪って綺麗だなぁと思います
でも
そんな事
全く思えない時期があったな
20歳そこそこ
死産をして
元の旦那さんとは一緒に住まなくなって
やりたい事なんか何もなくて
楽しいことなんか何もなくて
何食べても美味しくなくて
お酒たくさん飲んでも酔えなくて
逢いたい人もいなくて
友達にも会いたいと思わなくて
欲なんか何もなくて
ただ生きてるだけ
まともに息も出来てなかったと思う
テレビ観ても面白くなくて
当時の私は何に笑っていたんだろう
と
多分
笑うことも
泣くことも
なかったんじゃないかと
そんな事すら思い出せない
そんな時期
そんな時に降るたくさんの雪は
ただただ残酷で
雪かきをしても
どれだけしても
どれだけしても
また降るのね
必死で車の雪を下ろしても
仕事を終えて帰宅したら
また積もってて
またがんばって雪かきしたら
ちょっとした隙に
がんばって作ったスペースに
知らないおばさんが
当たり前の顔して車を停めちゃって
部屋に帰っても寒くて
それでも無になって雪と格闘して
そんな日が何日も続くと
もうおかしくなるんだろね
真っ白な綺麗な雪を見ながら
雪掻きをしながら
声を上げて泣き崩れた事があります
悲しいとか
淋しいとか
苦しいとか
ツライとか
どんな感情だったのかも分からない
泣いてすっきりしたのかも
どれだけ泣いてたのかも覚えてない
ただただ泣いた
たぶん
色々とギリギリだったんだよね
気がふれてしまうのなんか
ただのちょっとしたタイミングなんだな
て思ってた
孤独を味わい尽くした時期
今
そんな中にいらっしゃる方も
いるかもしれないな。
て、ふと思って。
雪を見ながらそう思って書いてます
真っ白で美しい雪は
その明るさと白さをもって
色々なものを照らしてくれるから
隠す場所がないくらいに
残酷なほどに
傷みたいなものを
見せ付けられる事があるかもしれない
今そんな中にいる方がいたら
それでもね
それでも大丈夫
それでも大丈夫だから
がんばらなくていいから
ちゃんと息をして
なるべく寝てね
たまには空を見上げてね
心が冷えちゃってると
この寒さにこの雪は堪えすぎるから
カラダだけでも温めてね
無駄な経験なんて
ひとつもないから
底を知るのは実はとても大切なこと
闇と光は紙一重
一寸先は光♡^^