こんにちは！
アカシックレコードリーダーのきょんです。
魂が望む生き方に一致して、本当の自分で生きていきたい！
そんなご自分の人生に前向きに取り組もうとする方に向けてブログを書いています。
前回は、アカシックレコードリーディングを受ける際、メッセージに自分（心）を開くことの大切さについてお伝えしました。
今回は、メッセージを受け入れることでどのような変容が起こるのか、私自身の経験を例にして分かりやすくお話したいと思います。
もちろん起こる変化は人それぞれですし、リーディングをしたら必ず何かが変わると言い切れるものでもありません。
しかし、「自分が何者かを知る」ことで、人によっては眠っていた何かを発動させるパワーを持っていることは確かだと感じています。
（前回のブログ記事はこちら）
違和感を覚えるほど今世との共通点が少ない過去生
私の１つ前の前世はイギリスのウェールズ地方に生きた女性です。
大好きな牧歌的な風景の中に生きながらも、その地平線の向こうに何があるのか想像し、いつも未知の世界に憧れている好奇心旺盛な少女でした。
しかし大人になった私は、相変わらずウェールズの地で、働き者の夫と可愛い息子に囲まれ、一見平和で幸せそうではあるけれど、波風の少ない実に平凡な人生を歩んでいました。
この時点で私は、今世とのあまりの共通点の無さに、本当にリーディングできているのだろうかと少し不安がよぎりました。
なぜなら、今世の私は幼い頃は転校が多くいじめにあったり、理由の分からない生きづらさから重いうつ病を患ったり、バリバリ仕事をこなしながらもアダルトチルドレンに苦しんだりと、人生前半は散々だったからです。
しかし、ウェールズ時代の自分の内面のリーディングを進めてみると、なるほど、納得できました。
当時はまだ女性が社会に出て働ける時代ではなく、仕事を通して自分を表現することも、社会の中で自分の存在意義を確認することも、女性には許されていなかったのです。
一見平和でも、自分の存在が何の役に立っているのか見いだせず、内面は無力感でいっぱいでした。
ある時一人のマダムと出会い、彼女からカードリーディングなどを教わり、その時間だけが唯一自分らしくいられるひと時でしたが、当時の時代背景からそれを表に出すことはできず、カードはいつも自宅の床下に隠していました。
最後に見えたのは、大人になった息子が海の仕事に就き、船であちこち生き生きと飛び回っている様子でした。
そんな息子を誇らしくも、うらやましく思う彼女。
仕事で出張する息子を港までよく見送りに行った彼女は、そのあと海を見ながら、この海の向こうにはどんな世界が広がっているのか、憧憬の思いを馳せている様子でリーディングは終了しました。
過去生で手に入れられなかったものが今世に設定されている
リーディングを進めながら気づいたのは、一カ所に留まり続けたウェールズでの変化の少ない人生の影響で、次の人生ではいろんな景色を見たくて、転勤の多い両親のもとに生まれる設定をしたということです。
そして、私は現在独身なのですが、これまでお付き合いしてきた方たちと結婚の話が出るたびに、うれしいはずなのになぜか『結婚なんてしたら平凡な人生になるよ』ともう一人の自分がしきりに囁くのです。
この声は一体なんなんだろう？と不思議に思いつつ、その声を無視すればするほど声が大きくなっていくのです。
私は前世をリーディングすることで、ようやくこの声の正体が前世の私自身であったことに気がつきました。
そして若い頃は、結婚を選択しないのであれば、仕事をしっかりできる女性になろう、仕事で自己表現しようとも思っていて、バリバリ仕事をするのですが、これも女性が仕事を持てなかった前世の影響だと納得しました。
そんなウェールズの人生を平和で平凡な設定にしたのは、それよりさらに前の過去生で、戦争や働きづめで平和に生きられなかった人生がいくつもあったからです。
次に生まれ変わる時には、平凡でいいので、とにかく平和な人生を送りたいと切に願ったことが影響しています。
これは、私の魂が地球に来たミッションにも関係していて（今回は触れませんが）、その役目を一旦お休みしたいタイミングであったことも分かっています。
要するに人生の設定ってないものねだりなんですね。
ある人生で得られなかったものを、後の転生で得ようとし、それが延々と続いているわけです。
その上で、他の多くの過去生での学びや課題も複雑に影響してくるので、前世で手に入らなかったものを今世で設定したからといって、それが今世の私に分かりやすい幸せをもたらすとは限りません。
どんな設定をしたかは忘れて生まれてくることになっているので、望んで設定したにも関わらず、その設定を乗りこなせるとは限らないわけです。
ただ知ることの大切さ
私は若い頃は転勤の多い両親を恨み、大好きな人と結婚することを選択しなかった自分を責め続け、忙しすぎる仕事に時には周りにきつく当たったり、健康を損ねてまで働き続けた自分が大嫌いで仕方がありませんでした。
なんでこんな人生になってしまったんだろう...。
そんな思いにずっと支配されて生きてきました。
しかし、こうして過去生の自分もその時の環境下で真剣に生きていたことを知ると、その時に願ったことを100%受け入れられないにしても、理由が分かれば物の見方や捉え方は大きく変わっていきます。
それ以降、私は両親に対してよりやさしくなれていますし、過去の恋人を未練がましく思うこともありません。
他者とのかかわりの中で、相手と私はどういう設定のもと今世で出会うことになっているのか想像してみるようにもなりました。
個人的な見解ですが、魂が設定した人生をうまく乗りこなせない場合、この人生だから得られるプラス面があるとしたらそれは一体なんだろうと考えてみるのも良いと思います。
なぜなら、辛さや苦しさにフォーカスばかりするのではなく、そのメリットに感謝できたら、過去生の自分やその設定を決めた魂にとってはミッションクリアなわけですよね。
きっと納得して解放されるような気がするんです。
例えば私の場合であれば、今世ワーカホリックでしんどい時期もあったけど、お陰で働こうと思えばどこでも働けるという自信が得られたのはありがたいなと感謝できたら、ウェールズ時代の私は「よっしゃぁ！」とガッツポーズをすると思います 
前世の私にとっては悲願達成なわけですから。
その上で、今世の私がその設定をもう必要ないと思えば手放すこともできるので、人生は本当は自分次第でいつでも設定を変えていけるのです。
まずは自分が何者かを知り、過去生の人生に思いを馳せて、今世の人生を一旦受け入れてみることで、変容のスタート地点に立つことになるのではないかと思います。
なぜなら、それを知ることで「じゃぁ、自分はこれから何者になっていこうか」というエネルギーが発動すると思うからです。
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