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◆ライフメンター きょん◆

 

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こんにちは!

ライフメンターきょんです。

 

 

前回のブログでは、自分(人)に対してポジティブな代名詞を与えることで、理想の状態に同一化していくラベリング理論についてお話しました。

 

 

 

 

 

ラベリングと似た言葉にレッテルがあります。

 

 

レッテルはラベリングと同じ意味のオランダ語ですが、「レッテルを貼る」のようにどちらかというとあまり良くないイメージで使われることが多い印象です。

 

 

そしてレッテル(ネガティブラベリング)を貼られた人も、やはりポジティブラベリングの時と同様に、それをずっと繰り返して定着させていくと、やがてそのイメージに同一化していく傾向があるので注意が必要です。

 

 

 

これは私の若かりし頃の失敗談ですが、ある日社長にとある第二新卒の男性社員の面倒を見て欲しいと相談されました。

 

 

「他の部署に配属させてたんだけどミスが多いらしいんだよね

 

と言うのです。

 

 

私はこの時点で「ミスの多いH君が配属されてくる」というレッテル貼りを自分にインプットしてしまいました。

 

 

配属後のH君は確かにミスが多く、私は「やっぱりH君はミスが多いんだ」と納得を深めました。

 

 

でも、そりゃそうです。

 

 

だって「いつミスするんだろう」と思いながら観察しているわけですから。

 

 

些細なミスも見逃さず、どんどんカウントしていたのです。

 

 

私はだんだん

 

「ほら、また間違えた」

「これ昨日説明したのになんで同じミス繰り返すの?」

 

などと小うるさく指摘するようになってしまいました。

 

 

すると、今度は他の社員にも「H君はミスが多いらしい」というレッテル貼りが広まっていき、皆が「いつミスするんだろう」と思いながら接するようになっていきました。

 

 

その後の様子はご想像がつくと思いますが、1人の権威者(社長)の口から何気なく出たレッテルを私が妄信して大きく育て、そしてやがて同じように周りもさらに大きく育てていきました。

 

 

きっとH君自身も「自分はどうやらミスが多いらしい」と暗示をかけてしまったと思います。

 

 

落ち着いてやればできることも次第にできなくなっていき、結局会社を辞めてしまいました。

 

 

 

でも実は彼には商才があって、退職後お父さんの会社を継いで事業を立派にすすめているという噂を聞きました。

 

 

私はミスしないかばかりに注目していて、彼の強みに気づいてあげられなかったのです。

 

 

今思えば本当に申し訳ないことをしたと思います。

 

 

 

これはラベリング効果がマイナスに働いた例ですが、似たようなことが子供のいじめや、親が子供にかける言葉にも起こりうると私は思います。

 

 

そして、それは自分が自分に貼るレッテルにも。

 

 

特に生きづらさを抱えている人は、積極的に自分にネガティブラベリングをしまくっています。

 

 

きっかけは他者から受けた小さな指摘だったかもしれませんが、それを真面目に拾い上げて大きく育てていくうちに、いつの間にか自分と同一化してしまい、あたかもそれが本当の自分と錯覚してしまうのです。

 

 

良くも悪くもレッテル貼りは、そこに一定のエネルギーを与え続けると、引き寄せの法則のトリガーを引く作用を及ぼすイメージが私には見えます。

 

 

ですので、他者からレッテルを貼られたら心の中では受け取らないか、せめて話半分に流しておくぐらいが本当はよいのです。

 

 

レッテルを貼るなら理想のイメージでベタベタ貼りましょうね。

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます♡