仕事が辛い?辞めたい?ストレスなく働くには | 【心と才能の専門家】さぁ、人生を豊かにしよう!

最近になっていろいろな働き方が模索されるようになってきました。

 

ノマドもそうですし、フレックス制とか週休3日にしたら売り上げが伸びたという旅館も新聞に載ったりしていましたね。

 

僕は休みいっぱいが好きです。だいたいゴロゴロしちゃいますけど笑

 

働き方に多様性が出てきても、ストレスでいっぱいの人もいればそうでもないひともいます。

 

何が原因で、どんな差があるのかと思ってちょっと調べてみました。

 

 

 

 

仕事が忙しくて、休む暇がない

 

日常の予定に日々追われている。

 

ゆっくりするのが嫌で、常にスケジュールがいっぱい

 

こんなひとがいます。

 

ただそれでも、自分の興味があること、価値を認めたことであればそうストレスにはならないようです。

 

反対に、意味がないと思っていることや、差し迫った仕事で自分が予定や労働時間をコントロールできず振り回されている状況だと、体にも精神にも負担になってきます。

 

片方だけならまだしも、意味ないと思ってることや退屈な仕事で長時間拘束されたときのストレスは多大です。

 

人間は、なにより退屈がイヤで、逃れたいがために電気ショックを自分に与えることを選ぶというドMな実験結果もありますし笑

 

 

 

それはさておき振り回されるのと『自分で決め、選んだ状況』であるかどうかでかなりの差が出るようです。

 

これを自己効力感といって、この自己効力感と幸福感に相関があるという調査もあります。

 

自分で人生を作り上げているという実感が大事なんですね。

 

これがあれば、忙しかろうが充実するわけです。

 

ただ、この実感を持てない人も多くいます。

選ぶ能力を手放してしまった

 

自己効力感が無いということは、自分で選択して来なかったわけです。選ぶことができなかったからストレスが溜まります。

 

ではなぜ、選べないんでしょうか。

理由はいくつかあります

 

たくさんの選択肢

行動経済学などでも言われますが、いっぱい選択肢があると選びづらくなります。悩んじゃうんですね。僕も食事のメニュー選びは優柔不断です笑

 

自分の意志を無くしている

小さい頃、親に認められなかったり、学生時代にいじめられていたりして主張することや、自分の意見が通ることがなかった場合、選択することを放棄してしまいます。

 

心理学では、セリグマンの『学習性無力感』といって、簡単に言うとどうせ無理だと諦めて、じっと耐えてしまいます。うつになるひとにありがちな傾向です。

 

損得勘定

得か損かで考えることはとても大事ですが、時に自分を縛ります。

これをしてみたいけど、やらないほうが得だ。また、損したくないから全部やろうとしてしまうひともいます。さすがにこれは欲張りですね

 

できるからやってしまう。そして断れない

意外に多いのがこれで、できるひとほど頼られてたくさん仕事をしてしまいます。

できるからと惰性で引き受けます。

申し訳なくて断りづらいひともいれば、頼られたのがうれしくてついついやっちゃうひともいます。

 

そして、仕事に追われて首が回らなくなります。

 

多くの刺激

今の時代、ものすごく刺激が多くてTVでこうするべき、SNSであのひとが昇進してたとか、他の人が善意で何かを教えてくれたりと刺激がたくさんあります。

 

そのせいで、自分がどうしたいかという内面や本当の欲求と向き合う時間が無くなってしまっています。

 

本当は何をしたいのかわからなくなっているわけです。

 
 

これらの理由で、多くの人が自分で選ばずに何かに影響され左右されてしまいます。

 

いい影響ならともかく左右されて自己効力感を失い、その結果ストレスがたまったり体を壊してしまうのは、本末転倒です。

 

 

 

では、自分の人生を生きるにはどうしたらいいんでしょうか。

 

 

自分の人生を生きるには

見極めることです。

 

何が重要で自分にとって大事か。ひとによっては宗教や哲学のような価値観を持ち、それに沿って判断し選び取っています。

 

例えば好き嫌いでもいいですし、こうありたいっていう将来のビジョンでもいいです。

 

自己啓発だとミッションステートメントなどと呼ばれますが、要するに『俺は人生をどうしたいんだ』って話です。

 

自分の中にそうした基準があれば、たくさんのノイズに左右されずに生きていけます。

 

基準を作った後、どう生きたいか気づいてしまうため、転職するというひとも多いです。これはもう仕方ないですね。この会社じゃないと気づいてしまうんですから。

 

 

 

よく遊ぶこと

 

心は遊びを求めています。というか生きる栄養そのものです。日常のちょっとしたジョークでも、心躍る旅でもなんでもいいですが、遊びましょう。

 

脳科学によるとストレスが溜まっていると、まともな判断ができなくなるそうです。発散しましょう。遊ぶために生きてるぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 

仕事のなかでも遊べるなら、それに越したことはないです。

 

 

 

考え、自分と向き合う時間を作ること

 

流行っていた、瞑想やマインドフルネスもこれです。

内面と向き合うことで、本当はどうしたかったのかを気づくことです。

 

たくさんの刺激の中にいると、見極めようとしても考える時間がなかったりノイズで左右されてしまいます。

 

向き合う時間をちゃんと作ることで、自分の感覚を取り戻すことができます。

 

そして気づくことさえできれば、損をしようが自分にとって大事なものを選び取ることができます。

 

自分が重要だと思うことをしていれば、全力で取り組みますし、充実感も出ます。

 

 

 

本当に、ひとによって大事にしたいものが全然違うので『子どもいっしょにいる時間を増やしたい』と働き方を変える人もいれば、好きな仕事についてバリバリ働くひともいるでしょう。


どちらでもいいんです。自ら選択して、それぞれの自分を尊重してあげてください。

 

 

 

まとめ

  • 多くの人に自己効力感がない
  • 忙しく、刺激の多い社会の中で選ぶ力を手放してしまった
  • 軸を持ち、自分にとって重要なことを選んでいくことが大事です