才能が無いと思っているひとに捧ぐ、創造性を発揮する方法 | 【心と才能の専門家】さぁ、人生を豊かにしよう!

才能がほしいですか?

 

これがびっくり実は、誰しもが持っているものです。

 

 

創造性や、才能について多くの研究がされてきました。

 

その中のひとつ。

 

創造性は先天的なものではないということ。

 

双子を使った実験で知能(IQ)の80%は遺伝で説明できたけど、創造性に関しては30%ほどしか説明できなかった。つまり、生まれ持ったものではない。

 

もっと言えば、誰しもが発揮できるはずの力なんです。

 

じゃあ、なぜ失ってきてしまったんでしょう。

 

 

創造性を失ってしまった理由

誰しもが持っているはずだった才能や独創性は教育によって型に嵌め込まれることによって失われてしまいました。

硬直した教育制度に奪われてしまった

今でこそ、公教育が世界中にいきわたっているけど、その成り立ちは産業社会のために働く人材が欲しかったからです。

 

農業だけで食べていた時代から、産業革命で工業化が進み『字の読み書き』と『数学』の能力がある労働力が必要になったため教育制度が整備されました。

 

その流れから現在でも、たいていどの国でも語学と数学の時間数が多くて、人文科学芸術と優先順位がついているそうです。

 

その中で、たくさんの人が持っていた創造性や才能が、社会に出ても役に立たないというつまらない理由で評価されず『自分には才能がない』と思ってしまっています。

 

結果、会社の役に立つ人間。もっと言えば『言われたことがちゃんとできるひと』が高く評価され、どんどん均質的になってしまいました。

 

これじゃ、創造性が出るはずがありません。

 

誰しもにあったはずの才能を見出されないまま、押さえつけられてしまったんです。

 

 

あと僕の場合、数学の教師がすげーイヤなやつで数学が嫌いになりました。こういうのもあるあるかも笑

 

 

 

創造性や才能を発揮するには

失敗を恐れたり、そういう文化の中にいると創造性は出ません。

 

googleがやった20%time

創造性にはリラックスが不可欠で、Googleで行われていた20%timeという、就業時間の20%を好きなことに使える時間から、当時の製品、サービスの半分が生まれていたそうです。

 

要するに、『時間あげるから好きに改善したりアイデア出してみてよ』と裁量と権限を与えていました。

この方法は、パフォーマンスを上げ雇用期間を延ばし離職率を下げる効果があったとされています。

 

これらは内発的動機付けと呼ばれ、

  • 『自分が大事だと思うこと、やりたいことをやる』
  • 『成長するために部外の誰かと一緒に仕事をする』
  • 『目先ではなく、より大きな目的のために仕事をする』
ことで、モチベーションとクリエイティビティを引き出しました。

 

ものづくり大国日本は

反面、失敗を戒める企業文化はモノづくりに関しては非常に効果的で機能しました。

ミスせずに、より良い品質のものを顧客に届け、小さな改善を積み重ねていくことで評判を上げていきました。

 

その結果、日本の品質の高さは世界にとどろくことになったわけですが、そういった社風は生み出すということには少し不向きなようです。

 

これらは、そのまま人間にも当てはまっていて、失敗を恐れると自分のできる範囲でしか行動しなくなります。

 

失敗を過度に恐れると創造性をなくす

褒め方の実験をしている心理学者がいて、

 

頭がいいねと褒められると、その評判を守りたくて自分の失敗しない範囲で頑張ってしまい結果、成績が下がってしまいました。

 

別の子供たちに頑張ったねと褒めたら、失敗を恐れずチャレンジし質問し困難でもぶつかっていくことで、成績が上がったそうです。

 

(こういう実験の話、面白いから大好きです笑

 

で、何が言いたいかというと失敗を恐れず、できないことに挑んでいかなければ創造性を発揮できません。小さくまとまってしまいます。

 

どうせできない。私には才能無いからではなくて、挑むことで発揮され磨かれていくもののようです。

才能を蘇らせる

これらふたつのことでわかることは、

やりたいことをやること

自分に制限をかけずチャレンジしてみること

 

細かいことを言えば、よく寝るとか、何もしない時間を作るとかいろいろ出てくるんですが、

 

本質的には、自分の力を輝かせるだけです。

 

何が原因で、創造性や才能を発揮できるようになったのか

自分の創造性を発揮できるようになった人と、そうでないひとがなにが違ったかというと、環境やメンターに才能を見出されて硬直した教育制度の中でも上手に育っていった場合が多いです。

 

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスは、寛容な母親に育てられました。

 

3歳のとき(!!)、『大きなベッドで寝たい』とお願いして聞き入れられなかった彼は、自分のベッドを解体して大きく改造しようとしていたそうです笑。僕なら怒ってしまいそうけど、彼の母親は一緒に手伝ってやりました。

 

一事が万事で、こういうことの積み重ねでジェフ・ベゾスはいろんなものを作り出しながら成長し、自分の興味と可能性を育ててもらった結果、今ではみんな大好きAmazon.comを作り上げたわけです。すごい。

 

ただ、多くの人はこんな親のもとに生まれません。親は選べませんからね笑

自分で自分を育てていく

しかし、今の僕らは大人です。

誰も僕らを育ててやることはできないんです。

 

ただひとり自分以外には。

 

才能は死にません。隠れているだけです。

 

芥川賞を受賞した黒田夏子さんは、1937年に生まれて、2012年に75歳でデビュー。

そして、最高齢で芥川賞を受賞されました。

 

歯に衣着せぬ言い方ながら、

 

実は、出世できない人ほど小説家に向いている。自己顕示欲が強く、哲学的疑問を持ち、社会に不適合であることは、作家として重要な資質だからだ。ー60歳で小説家になる/森村誠一  

 

というひともいます。

 

 

僕も同じ意見で、教育などで創造性を抑えられてしまったひとでも、大人になった今からでも遅くないというか、絶好のチャンスです笑

 

類を見ないほど恵まれた環境にいる

インターネットに接続してさえいれば、多くの知識が手に入るし、専門家と連絡を取ることができます。しかもタダで!!

 

どの時代よりも、自分の可能性を追求できる時代に生きているんです。江戸の時代の士農工商のような身分制度もありませんしね。

 

またネットが普及して以前だと稼げないようなことで食えるようになっているので発信者側になることで好きなことで経済的にもある程度稼げます。(という記事

 

どうぞ、自分を諦めず興味や『好き』を磨いて才能や創造性を発揮してほしいと想います。

 

まとめ

  • 才能は今の教育制度では見出されなかった
  • 埋もれていたとしても、救い出すことができる
  • 自分の興味や『したいこと』を追求して可能性を育てていく
  • かつて無いほど恵まれた環境にいる