明けましておめでとうございます。先日初詣に行ってきましてガタガタ震えながらお参りしてきました。不憫に思って神様も願いをかなえてくれるはず(笑
もっと力があればな・・・と思ったことはありますか?
重要な場面で何故か力が出せなかったり、不注意でミスをしませんか?
準備は万端でも、いざとなると上がってしまって失敗しませんか?
こういうようなことは、誰しも経験しているかもしれません。
ですが、うまくいかないひとと、うまいくいくひとがいるのです。
この違いはなんでしょうか。
努力?才能?適正? いろいろあると思いますが、今回は『心』に焦点を当てて見ようと思います。
多くのひとが、自分の能力を出せない仕組み
たくさんのひとが、自分の能力を出せていません。
本気を出して試みて失敗してしまうことが怖いひとがいたり、
いろんなことに手を出しては、集中力が持続しなかったり。
なにかに取り組む前から、『うまくいくわけない』と諦めてしまうひともいます。
でも、本当は『力』はあるはずなんです。誰しもに。
それを発揮できるかどうかの違いでしかないんです。
すぐ諦めたり、チャレンジできなかったりするひとには、成功体験を持つことができなかったことや、自分自身に対する否定感が強い傾向にあります。
要するに、『自分はできる』と思えてこれなかったわけです。
そのせいで、失敗を苦にしてさらに失敗をしてしまったりという悪循環を生み出しています。
こういう人たちは『誰よりも自分自身を見下している』んです。
心理学の実験でこのようなものがあります。
一度レポートを提出させて、
片方の群に『これではまだまだだ。だけど君ならうまくやるだろう』というようなポジティブなフィードバックを与え、
片方の群に『これではダメだ。どうして君はできないのかね?』というふうなネガティブなフィードバックを与えました。
結果は、ポジティブなフィードバックを与えた方が明らかに良い点数を上げるようになっていきました。
自身に否定感を持つひとは、他人からではなく自分にこれをやっています。
本当は、できるのに自分の力を自分自身で制限したうえで、『やっぱりできなかった。私はダメなんだ。』と思っているんです。
セルフイメージと思い込みの威力
このような、自分自身に対する見方をセルフイメージと言います。
自らが作り上げた私はこんな人間だという自己像ですね。
もっと言えば、培ってきた『決めつけ』や『思い込み』です。
この思い込みは、自分以外のほかのひとや物事、役割、価値などいろいろなことにも持っています。
潜在能力を引き出すという観点で言えば、
『女性が昇進すると嫌われる、昇進した女性は結婚できない』とか。
『お金を稼ぐと、嫉妬され皆から非難されてしまう』
『出る杭は打たれる』から出ないでおこう
という決めつけを潜在意識に持っていて、わざと結果を出さないようにしていることもあります。(ビリーフや、ブロックとも言われます)
このような思い込みは、親やいろんな媒体からの刷り込まれることが多く、
力を出して成功してしまうと『望まないこと』もついてくるので無意識に躊躇しているわけです。
すっごくもったいない。
無意識というのが、キーポイントで自分では何故かわからないけどうまくいかないんです。
周りからはできると言われるのにうまくいかない。頑張ったのに結果が伴わないひとは、一度自分の持つ考え方やセルフイメージについて省みてみてください。
もしかしたら、自分自身で成功や、良い結果を阻んでいるかもしれません。
自分の力を発揮して生きる
では、自分の能力を発揮して生きるのはどうしたらいいでしょうか。
ひとつは、上記した通り間違ったセルフイメージや思い込みを変えることです。
思い込みは、簡単な質問でもわかります。
『成功したらどうなりそうですか?』
『お金持ちになったらどうなりそうですか?』
例えば、友人関係はどうなりそう?、家庭は?、恋愛は?、人間関係は?
この答えが、不思議なことに人によって全然異なります。それぞれの『思い』があるわけです。
そして結果を出したり、お金を持ったら嫌われる不幸になるというような、誤ったものの見方で力を制限しています。
これはもったいないばかりか、社会にとっても損失です。
あなたが思い切り生きることで、多くの人を幸せにできたり、楽しませることができます。
たくさん稼げば、その分経済が動きます。
実際のところ良いことづくめです。
思い切り自分を生きているひとって、見ているだけで心がスカッとしますし、『私もこうなりたい』っていう憧れを生み出します。クレイジージャーニーっていう番組見てるとすごい思います笑
これって人知れず、他人の思い込みを外す好循環になっていたりします。
力を発揮する、もうひとつの方法は熱中できることに取り組むことです。
マーティン・セリグマンという心理学者は、没頭できることに取り組むことの重要性を説いています。
好きなことをするときのパワーってすごいものがあって、要するに『やりたいことをやってりゃ』チカラがでます。
小さい子供は呼びかけても、聞こえないくらいおもちゃにのめり込みます。
ただ、大人になるにつれて、『こんなことをするとバカにされる』とか、『お金が稼げなきゃ』生きていけないなどとつまらないことを考えて、夢中になれそうなことでも頭で排除してしまいがちです。
もしも、私はこのために生まれたんだ!!とか、心が躍るようなものに出会えたなら、迷わず突き進んでください。
とはいえ、好きなことをすることさえ厳しい親に育てられて『自分の好き嫌いを優先しちゃいけない』などの決めつけを持った人には、がんじがらめになっていて難しかったりします。もうそういうひとは、カウンセリングに来てください(笑
ちなみに、好きなものがないっていうひとに書いた過去記事もありますのでどうぞ。
まとめ
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自分自身の力を制限しているかも!
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自分の思い込みやセルフイメージを探ってみる
- セルフイメージや思い込みを変える
- 好きなことをやる