こんにちは!
こころを育む脳科学トレーナー
白井智子です
昨日のお母さんを元気にしようプロジェクトの帰り道、
みなとみらい→渋谷の電車にて。
菊名で、赤ちゃんを抱っこしたママさんが乗って来ました。
1歳くらいの女の子かな?
たちまち大泣きし始めます。
キヤァァァァ‼
ジュースを飲ませても
お菓子を与えても泣き止みません。
こちらには聞こえないくらいの小声で
「お願い、お願い」
大荷物を抱えたお母さんが言ってます。
静まり返る車内。
集まる視線と、向けない無言の視線。
あぁ、、、つらい。
お母さんの気持ち、ほんとに分かるよ。
2駅すぎても収まらず
ちょっと勇気を出して
反対側のドアに立っている、その親子のところまで向かいました。
「疲れちゃったかな?
頑張れ~もうちょっとだよ~」
そう声をかけると、
「すみません、ほんとに」と
すかさず謝るお母さん。
「いいえ~。お母さんも大変ですよね。わたしも子供がいるんでるよ。もう4歳なんで17キロもあるんですけどね。笑」
そんな風に話ながら、抱っこ紐の上から赤ちゃんの背中をさすさすしてあげると、
ピタッと泣き止みました。
そこからあやしてあげると、きょとんとしたお顔から、ニコニコ顔に
いいこいいこ
赤ちゃんが泣くのには、
いくつかの理由があります。
お腹すいた~とか、降りたい~とか、その理由はその時々で違いますよね。
でももう1つ、
赤ちゃんが泣く大きな理由があります。
それはお母さんが不安に感じているとき。
生まれたばかりの赤ちゃんは、
お母さんが今、
笑顔なのか、笑ってないのか
心地よいのか不快なのか
それを敏感に察知する能力を持ってきて生まれて来ています。
赤ちゃんの顔の前で無表情で立ち、何秒で気が付くか?という実験があり、
10秒で泣き出す(察知する)という結果が出ています。
なんで泣くの?
それは、
お母さんに笑って欲しいから。
泣くことで、私を見て~構って~とアピールをしています。
だからね、
お母さんに笑ってもらうために、
赤ちゃんは泣いてくれているんです。
今回の電車の赤ちゃんが泣きやんだのも、きっとお母さんがほっとしてくれたからじゃないかな。
そう思います。
「何か声をかけてあげたいけど、私は赤ちゃん泣き止ませられないかもなぁ...」
もしそんな風に思う場面に立ち会ったら、
どうか、お母さんをほっとさせてあげてください。
そしたら絶対泣き止むから。
これは確率論ですが。
これは私の自慢&持論ですが、
親子カフェの時代から、
泣いてる赤ちゃんを泣き止ませるのは得意です。
お母さんがビックリして、
どうして泣き止むんですか?
という質問が来ること多数。
それは、お母さんに笑ってもらうことをまずしているからです。
あとは、穏やかーな気持ちで「泣いてもいいよ~泣きたいよね~ママの事が大好きなんだもんね~」と思いながら抱っこしてあげます。
電車のなかではそこまで出来ないかも知れませんが。
でも、そういう親子を見かけたら
ぜひ、お母さんに優しい言葉をかけてあげてください。
泣かせてごめんなさい
うるさくしてごめんなさい
私のしつけがなってなくてごめんなさい
電車に乗ってごめんなさい
途中下車しなくてごめんなさい
お母さんは毎日毎日色んな人に謝り続けて、痛いほどにそう思ってます。
世間一般が子連れ乗車に逆風でも、
私の周りの優しい素敵な皆さんだけでも
そんな風に思ってくれたら嬉しいです。
救われるお母さん、
たくさんいると思います。
ちょっと勇気を出して声をかけてみる。
いいことすると、
自分も気持ちがいいはずですよ!
押し付けがましいかも知れないけど、
みんなにちょっと感じて貰えると嬉しいです。
tomoko