大愚和尚の一問一答の動画を拝見して、潜行密用、愚の如く魯の如し。その言葉を相談者にされていました。その禅語は大愚和尚が修行時代に、とても励まされた言葉だそうです。人から評価を受け認められたり褒められたり表に出て誰かに注目を集めたりするのではなくて、ただただひっそりと一見愚か者のように鈍きもののように、しかし、自分の内側では着実に自分を修行していく愚直を貫いていく。自分の内側で起こっている物事の進化は自分自身を明らめいていくという過程は、他人から見てどうこう評価されるものではない。という事です。

その内容が魂に響く言葉でした。他人からの評価や認めてもらいたい、賞賛されたい、注目されたい。そんな事はどうでもいいことなんです。自分の内側にいつもスポットを当てて自分に課せられたことを、日々淡々とやっていくこと。自分の進化、成長は自分が一番わかっている事だから他人の評価はもういらないと自分に言っていこうと。たまにその禅語を思い浮かべていきたいと思います。