【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
★ 本当? それとも演技?
その見極めがむずかしい(+_+)
演技派ばーちゃん エピソードその①
「ともこさーん、ともこさーん」
ふかーい眠りの中にいる私を、1オクターブ高い声で誰かが呼んでいる。
時計は夜中の3時半。
・・・そうだ、ばーちゃんの声だ!
94歳 要介護3のばーちゃん、何か💦 があってもおかしくない
ガバッと起きて階段を駆け下りるとばーちゃんはトイレで座りながら、まだ「ともこさーん」と呼んでいる。
「どうしたん?」と聞くと
私を見るなり「あ、起きた?」
(ええ??? 声も顔も急に普通に戻ってる)
ばーちゃん「あのなあ、足がしびれて、立たれへんねん。ベッドまで運んでくれるか?」
私「いやいや、足に力入らないなら、重くて運べないよ」
ばーちゃん「せやけど、痛いねや。いたい、いたい、いたいー」
私「大丈夫。しばらくそこでじっとしてたら、治るから」
そう言って2階に戻ろうとすると
「あー、待って、行かんといてー。」
(今度は4歳の子供に変身!!)
しかたない、目もすっかり覚めちゃったし、
しばらく付き合うことにしてトイレ前にすわる。
ばーちゃん「いたい。ベッドまで運んでくれるか?」
私「無理無理!」
ばーちゃん「せやけど痛いねやー」
このセットを何回か繰り返して、20分ほどたった頃。
急に!
「行くわ。ベッドに戻るまで見ててや」
と言って、杖を突きながらスタスタと自分の部屋のベッドへ。
そして次の瞬間には、口を開けて爆睡。
??? なんだったん?
「①起こす ②来させる ③話を聞いてもらう」
この3つが達成できたら、オッケーってこと?
わたし、いてもいなくても一緒やん!
かまって欲しいワガママばーちゃんの演技に
スッポリはまってしまった私 (´;ω;`)ウッ…
★豆情報①★
トイレから「ともこさーん」と呼ばれることが、それからもたびたび
で、ケアマネさんに相談したら、理学療法士の先生が見に来てくれました。
★先生のお話
家のトイレの便座が低い。(古い型は低いみたい。)
それで、人工股関節の人は、足と上半身の角度が狭くなって、しびれや痛みが出やすくなる。
★解決策
便座の位置を高くする器具を使う
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