1年で大手半導体企業を辞めてしまった私は、車の免許をとりました。
(今はペーパードライバーです
)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
第二新卒扱いで、就職活動もしました。
父のススメで(当時延び盛りの会社でした)、家からまあまあ近い産業用ロボットの会社にも履歴書を送りました。
すると、すぐ連絡がありテストと面接を受けました。
テストは難しかったです
←案の定
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
でも、面接で受かりました
←やっぱりなっ
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/048.png)
同時期に塾の先生の合格連絡がきましたが(小さい頃からの夢は数学の先生でした)、こちらは辞退しました。
配属は、人事部、採用担当のお手伝い。
それと、たまたま社長の秘書をされてたかたが退職されたので、秘書を兼任してほしいと言われました。
新入社員の前で話したり、お世話をするのが、とても楽しかったです![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
秘書は資格もないし、やったこともなく、緊張しまくりでしたが、社長のことをとても尊敬していたので、全く苦ではありませんでした。
社長は人望があつく、社員からも信頼されていました。
透明のガラス越しに、社長と社員が時に真剣に、時に笑って話す姿を見るのが好きだったし「カッコいいなぁ」と思っていました。
一度バレンタインにチョコレートを渡したことがあり、次の日の朝のミーティング時(当日のスケジュール確認をする時)に、「チョコレートありがとう」と書かれたメモ用紙をニコッと差し出されたことがあります。
そばに常務がいたので気付かれないように、言葉ではなくメモ用紙に書いて私にそっと渡してくれたのです。
そういうオチャメなところも魅力でした![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
(恋愛感情とかは全くないですよ)
しかし、社長は突然亡くなりました。
あまりにも突然でした。
前日まで元気で会議にもしっかり出てましたし、普段の日常だったのに。。。
命日は忘れましたが、今でも12月12日は忘れません。
社長のお誕生日だった日。
「イッチニ!イッチニ!」
って一歩ずつ進む。
そんな、語呂合わせの日。
一歩ずつ着実に頑張ろうと、今でも思い出します。
さて、
そのあと社長に就任したのは、社長の奥様で、もともと副社長だったかた。
副社長時代から、なぜか私に冷たくて、たくさんたくさん怒られました![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
社長秘書なので、VIPのお客様対応もするわけですが、お茶を入れるのも一苦労。
所作も怒られながら習いました。
「なんでこんなに怒られるんかなぁ」と思ってましたが、ここでも回りに恵まれて、友人達や先輩・上司に助けられました。
MCに目覚めたのは、この時代。
ある日、会社見学にこられたクライアント様に社内の商品を説明するセミナーをやってみないかと、社長(亡くなる前です)に言われたのです。
「やります!」と返事し、別部署の上司に色々と教えてもらい、台本を読み込み、いざ本番。
こういうのを女性がやるという新しい試みに、評判が良くて、展示会に商品を出す際の説明係も担当することになりました。
そこで、出会ったのです!
プロのナレーターさんに![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
![ラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/006.png)
オーラがあって綺麗で、自社の商品かのように流暢に説明するプロのナレーターさん。
「カッコいい!!!私、こんな人になりたいっ!!!」
そう思いました。
それはそれは素人の私と全然違いました。
この会社には4~5年務めて退職しました。
最後まで、女性社長は私に厳しかったです。
詳しくはなかなか書きづらいのですが、
社長のそばで秘書をしている私への嫉妬だったり…
亡くなってからは別部署でバリバリ仕事をしてましたが、外部の部署からの私への仕事の評価が高かったことが気に入らないとか…
そう回りからは言われたけど、真相はわかりません。
秘書といっても、社長は全部自らやる人だったので、朝のスケジュール確認とちょっとしたことくらいで、全然べったりいたわけではありません。
バレンタインのチョコも皆に渡してたから、社長だけ特別にした訳ではないし。
仕事は、確かに私はよくできました
←謙遜しないっ
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テキパキこなしていたし、その自信はありましたから![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/042.png)
そんなこんなで嫌われてましたけど、私はというと、尊敬もしていました。
社長が突然亡くなり、悲しみの中 自分が社長となり指揮をとられたこと。
社長を尊敬し、夫として愛してらっしゃったこと。
風格があり、身だしなみもきっちりしていて、バーキンがとっても似合ってたこと。
「私も大人になったら、こんな風にバーキン持ちたい」って思ったりしました。
今となっては良き思い出です![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
MCになるきっかけを与えてくれてありがとう。
仕事もバリバリして、貴重な経験もさせてくれて、遊んで恋愛もして、本当に楽しかった。
退職するまでの一年弱は、心斎橋にあるMCスクールに週一度通ってました。
突然
「MCとナレーターになりたいから仕事やめる!」
と両親に告げた時は、
「何を言うてるんや?!ええ歳やのに!」
と止められました。
27歳くらいだったので。
でも、どうしてもなりたくて、不安もなぜかなかったし、やってやると決めていました。
「しばらくは実家でお世話になるし、収入もないし。でも絶対ナレーターになるから。」
と宣言し、言うても聞かない私はスッパリ会社を辞めました。
当時、ある友人が
「MCなんて、ナレーターなんて、絶対なれる訳がないよ。厳しい世界やで、わかってるん?」
と言いました。
この人は何を根拠に「絶対なれない」って言うてるんやろう。
めちゃめちゃ悔しかった記憶が残っています。
「なにくそ」と思った出来事です。
苦労もしたし下積みはありましたが、今ちゃんと自信をもってプロのMCとして仕事をしています![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
夢だけでは終わらせません。
やりたいことは絶対やるのです。
だから、私のこれからの夢も是非応援してやって下さい。
私の過去の失敗談や思い出を綴っているのは、今後協力して下さるかたやお客様に私という人をわかってほしいから。
「こういう人生を送ってきはって、ここに結びついてるんだなぁ。この人から商品を買いたいな。」
って思ってくれたら最高だし、一度話してみたいなって思ってくれたなら、こんなに嬉しいことはありません![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
いつも、あつく書いてしまって長文ですみません![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
MC時代は、これまた壮絶だったのです![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
また別記事にします!
強烈に印象に残ってることだけ綴ってるので、ずっと大変だった訳ではありません。
基本は楽しい日々ですから![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
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いつも読んで下さってありがとうございます。
長文でまとまらないblogなのに、嬉しいです。
ありがとう ありがとう ありがとう![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
「人生を美人にしよう」
宮田智子でした。
宮田智子でした。