就職は地元でしようと思い、京都に帰省して就職活動をしました。
私、全く勉強はできませんが(成績悪かったし)
面接では好印象らしく、大手の会社でも一次面接→二次面接と結構イケてました
嘘も方便というか……
目力があるし「絶対私を採用して損はありません！！！」的なことも言える子だったので、面接は強かったのです。
で、かなり早く内定をもらいました。
京都の大手半導体企業です。
これには、大学の先生達や友人達もビックリ
授業はほとんどさぼり、卒業論文は先輩にほとんどを手伝ってもらって、成績も中の下くらいの私が「なぜに？？？！！！」状態。
やった～ラッキ～私ってやっぱり運がいい
って思ってました。
両親も大喜びでした。「でかした！」みたいな。
晴れて社会人となり、入社式のあと配属されたのは商品開発部という花形部署。
「私、理系出身だけど、広報とかそっちがしたかったのになぁ」
面接でもそれは言いましたが、やっぱり理系出身ということで開発に回されてしまいました。
新入社員は、配属前に研修というみっちりお勉強がありました。
これがヤバかったのです
内容がさっぱりわからない
何を言ってるのかがわからない
どんどん進む授業に全くついていけなかったのです
回りは、東大・京大・関関同立レベルの賢い人だらけ。
当然、毎回テストは0点←これ本当の話です。
しかも強烈に嫌だったのは、成績を貼り出されるのです。
私、最下位ね。
毎日毎日辛すぎました。
(勉強してない私が悪いのだけど…)
会社帰りに最寄りの駅まで母が車で迎えに来てくれて、一度泣いたことがあります。
あまりに辛くて我慢できなくなり、近所の本屋さんの駐車場に車を止めてもらって助手席で泣きました
でも、同期の友人達に支えられて、なんとか研修が終わり配属。
商品開発部はほとんどが男性、の中に私ぽつん。
事務の女の子は数人ですが、美人揃いでした。
その部署内で、一つ上の先輩達にかわいがってもらいました
「◯◯さんはめっちゃいい匂いするのに、お前 はんだごての匂いする！」
(毎日、はんだごて持って仕事してたからね)
とか女性扱いはされず、いじってくれるのがとても居心地良かったのです
(のりつっこみ大好き)
飲み会や遊びにもよく連れてってもらったし、凄く楽しかったです
ちなみに、はんだごてって知らない人のために↓
(画像、ネットから拝借しました。)
しかし、やっぱり仕事内容が全く楽しくない上、わからないことだらけ。
次第に、楽しくなくなりました
ここでいても私は全く輝いてない。
きっと何年いても輝けない。
そんな気がして、部長に配属先を変えてもらえないか直談判しました。
しかし、何の経験もない私は広報なんて行ける訳もなく……たった一年で辞めることにしました。
せっかく入ったネームバリューのある会社を辞めることに、もったいないという声はありましたが、私の目はもう死んでましたからね
挫折。。。ここで、味わいました。
なんだか、とても情けない辞め方でした
私は、良かったり悪かったり、なんだか波があります。
好きなことはとことん地道にやれるけど、好きじゃないことや興味ないことはやらないしできない。
綺麗な道ではなく、曲がりくねって時間がかかります。
でも確実に進んでるし、これがあったから、次の会社に入ることが出来、そしてMCの道へ入るきっかけになったのです。
次の会社での、これまた大変な出来事は、別記事にしますね
惨めなこと、情けないこともあるけど、なぜか私は回りに恵まれています
助けてくれる人達がいるので、頑張れたりします。
今だってそう。
自分がダメダメで惨めなこと、情けないことはあるけど、頭うってわかる。
そこに、寄り添ってくれる友人や夫がいるから、頑張れます。
支えてくれてありがとう。
出会ってくれてありがとう。
そう思うと、やっぱり私は運がいい
anniversary projectも、きっと素敵なお客様が集まるはず
夢を実現にしようって、協力してくれる人達が出てくるはず
人生まだまだ楽しみます。
「人生を美人にしよう」
宮田智子でした。
宮田智子でした。