い昨年からお部屋に飾る絵を探していて
リビングルームと玄関にはオーダーして
絵師に描いてもらったずっしりと重い
蒔絵が飾ってあります。
でももう一つのお部屋に飾る絵が欲しいと
ここ数ヶ月、ネットや美術店で探していましたが、
欲しい絵柄が無かったり、サイズやお値段が
合わなかったりで希望の絵に出会えませんでした。
それで先日表参道にある古美術や伝統工芸、
骨董品を扱う表参道で100年以上の歴史ある
「富士鳥居」さんを訪ねてみました。
これ迄「富士鳥居」は何度か来た事がありますが
ここでは古美術ばかりでなく、屏風・掛け軸
伊万里・九谷・薩摩・銅器と多くの素晴らしい
作品が置いてあります。
豪華な絵柄の伊万里焼の磁器がガラスケースに
入っています。
どれもこれもうっとりする美しさ、
美術館クラスの骨董品でお手が出ません。
屏風を見に来たのに、つい大好きなお皿に魅入ってしまい
旦那様にはもう器は買わないように言われているので
見るだけにしました。
滅多に見ない戦国武将の絵が描かれた器もありました。
とってもお高い貴重な品なので目の保養になります。
珍しい平安朝の絵柄もありました。
奥に行くと屏風類がありサイズも大中小と
3種類あります。
この店は日本国総理大臣から外国の国賓への
贈答品としても利用されているので
アメリカの元大統領のミュージアムで日本からの
贈り物の展示品の中に日本の屏風があったのを
思い出しました。
日本人のお客様はもとより、各国の大使館員や
在日外国人の方々も多く良くここで外国人の方に
お目にかかりました。
(でも今回はコロナの影響で外国人はいませんでしたが〜)
これらの屏風絵は専属の画家が一点一点手描きして
桜、梅、椿など季節の花、山野草、風景画等
大小あわせて六十点以上の商品があるそうです。
大きなサイズの絵柄を全て見せて頂いて
最終的に決めたのがこちらの枝垂れ桜と〜
そして最終的に旦那様と相談してちょっと
予算オーバーだったけど、こちらの老梅と
キジの絵に決めました。
この絵のオリジナルは京都の妙正寺の障子に
使われておりそれを縮小して再現した絵です。
この屏風を買って店主から説明を受け
キジは日本の国鳥だと初めて知りました。
家に持ち帰ってお部屋に飾ったらお部屋の雰囲気が
グ〜ンと良くなりました。
この屏風には英語でこんな証明書が付いてきます。
手書きの絵の説明書きもあります。
又この近くには和食器や着物、和のお土産品が
揃うオリエンタルバザールもあります。
でも行ってみたら1、2月ともクローズと張り紙が
出ていました。
ここも外国人御用達の店なので観光客が来ないと
商売にならないのでしょうね。
日本も飲食店だけでなく色々な分野でコロナの
影響が出ています。