ビッグ・アイランドの広大なボルケーノ国立公園内には、沢山の見所が在りますが、溶岩で出来たトンネルを歩くミニ・トレイルをしてみました。
この看板が目印で『THURSTON LAVE TUBE』(溶岩トンネル)鬱蒼とした熱帯雨林の中にある小径を歩きます。

この日はお天気も良く大勢の人達が、この細い道を歩いていました。
急勾配では在りませんが、スロープになっているので年配の方は、足元に気を付けて歩かないと危ないので注意が必要です。

ご一緒した右からMARIKO、MIKE、DAN,、DARCYは少し先を歩いています。

その内マイクとドロシーがお話をしながら、この熱帯雨林の中を歩きます。

すると間もなく、溶岩トンネルの入り口に差し掛かりました。
中はライトがせっちゃされているので、やはり直ぐに目が慣れず真っ暗な世界が広がります。
足元は湿っていて水がたまっている場所が多いです。
懐中電灯で溶岩の壁を見るのはとても幻想的、

この溶岩のトンネルは、およそ500年前頃形成されたと言われています。
この溶岩トンネルが出来たのは、噴火によって暑い溶岩が流れますが、表面が空気に触れて冷やされると固まり、その部分が溶岩のトンネルの壁となります。
でも、中の熱いドロドロした溶岩だけは全部流れてしまい、これがトンネルとなるのです。
自然が創り出した不思議で幻想的な世界を、少しだけ味わいました。
このトンネルの中、足下は暗く湿っていて穴が空いている個所も在るので、注意が必要です。
ほんの短い距離ですが、トンネルを抜けて上にあがり、再び帰り道の小径を歩きます。
生い茂ったシダや、植物が鬱蒼としているせいか、小径を歩いても心地良く感じます。