絵画教室代表・講師の前沢が
絵画コンクールの
審査員をしてきました。
このコンクールは、
公益社団法人企業メセナ協議会より
芸術・文化支援による豊かな社会づくりの取り組みとして
認定された活動です。
『第15回GSユアサ小学生エコ絵画コンクール』
(主催:株式会社 ジーエス・ユアサバッテリー)
https://gyb.gs-yuasa.com/csr/concours/2023/
審査をさせていただいたコメントです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回のテーマである「私たちと未来のしぜん」について、
特に「『未来』とはどのようなものなのだろうか」と
自分なりにイメージを膨らませて
描いている作品が多く見られました。
「環境保全」について描かれているものが
多数ありました。
美しい海や山を守るために、
人々がゴミを拾っている様子など
「ゴミを拾い、きれいな自然を守る未来の人々の姿」が
描かれている作品が何点かありました。
自然に対する慈しみの気持ちなど
子どもたちに環境意識が
芽生えていることもうかがええました。
他にも絶滅危惧種の動物が安心して暮らす絵、
動物と人間が仲良く暮らす絵などがありました。
これらは日々の子どもたちの自然との関わりや
環境保全などの取り組みが、
コンクールという機会を通して
表現となって現れたとも言えます。
絵画とは「色や形の美しさ」だけでなく、
このような「想い」「思考」「体験」が
表現として現れるところも
魅力の一つであると実感しました。
前沢知子