前回の話の続きです。
弁護士事務所からもらってきた契約書や、銀行口座の振込先依頼書等、書類に記入捺印をし
書留で送りました。
この日は10月の三連休の前で、郵便局からの書類の発送・弁護士事務所への到着に時間を要することは理解をしていました。
一方で、この数日の間にも何度か不動産会社から着信の電話は入っていました。
私がメールに返信をしていなかったので、催促だと思い、決して出ませんでした。
不動産会社とのやり取りは記録に残らない電話ではなく、きちんと残る形のメールの方がいいと思ったからです。
そして三連休初日に事件は起こります。
午前中11:00前に近所のスーパーへ買い物に行き、自宅へ戻る時、
私は直接戻らずに一度アパート横を通り過ぎ、周囲をぐるっとまわって
可燃物が回収されているかを確認してから戻りました。
自宅へ戻るとモニター付インターホンの不在ランプが赤く点滅していたので
確認をすると、不動産会社のオーナーと若手社員の姿が履歴に映っていました。
しかもその風貌は、一番最初に挨拶に来た時とは全く違い
一言でいうと「ガラの悪い」「堅気ではない」人のような印象でした。
私が外出していた、その数分の間に来たようです。
もちろん、事前アポなんてとっていません。
家からスーパーまでは徒歩1分程。
時間で考えると
・家を出てスーパーにいる時に、スーパーとは反対側の道から2人が来て
・私が買い物を終え、帰りに一度アパートの横を通り過ぎた時に、2人は2階の自宅玄関前で何度かインターホンを押していて
・可燃ゴミの回収を確認している時に、2人はアパートの階段を降り、帰る
・・・と、どれも全てタッチの差で、偶然にも遭遇しなかったことになります。
危なかった・・・
遭遇しなかったことが本当に僅かな差でした。
スーパーに行っていなかったら、怯えながら居留守しないといけなかったし
自宅に戻るのが数分早かったら、バッタリと鉢合わせしてしまう所でした
ハッ・・・
ここでさらに気づいた
この日は天気だったので、私は洗濯物をベランダに干していた為
「長時間不在にはしない」と思われ、再来してくる可能性があると考えました。
意味があるのかないのかはわかりませんが、急いで洗濯物を取り込み、
窓を閉め切って息を潜めていました。
そして、13:00過ぎにまた2人は来たのです。