遊ぶのなら、真剣に。 | Hello from NJ

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私のブログへようこそ。

お久しぶりのブログとなってしまいました。先日まで春休みで、子どもたちを連れてフロリダ(ディズニーワールド)へ行ってきました。あんなに遊ぶことだけに一生懸命になったのは、もしかすると幼稚園の頃以来かもしれません。嫌なことに、小学生頃から、「遊んでばかりではいけない」という空気が醸成されていきますものね。テスト、宿題、成績、習いごと、人間関係、受験など。急に子どもらしくいられないプレッシャーや期待が、少しずつ小さな肩にのしかかっていきます。「今」が今でなく、「将来のための今」にだんだんとすり替わっていくのですよね。

 

今回、思い切り遊びつくして思ったのは、「真剣な遊びには、体力と気力はもちろんのこと、計画性、リサーチ力、臨機応変に対応できる柔軟な考え、先を読む力、直観力、知恵、経済力など、様々な能力が必要となる」ということ。さらに、体験することで経験値が増えて、成長して、感情だって動きました。だとすると、「真剣に」遊ぶことって、実はものすごくマルチな能力開発となるに違いありません。よく考えてみれば、世界で活躍している優秀な人たちって、子どもの頃に田舎で育って、思い切り遊んでいた人たちが多いですよね。

 

そんなこんなで、「遊んでばかりではいけないよ」ではなく、「中途半端に遊ぶな。遊ぶのなら真剣に!」と声掛けできる大人の器と、それを許す環境がこの社会に必要なのではないかと感じた春休みでした。いや、子どもだけでなく、大人だって、遊び続けることが、成長し続けることなのかもしれません。

 

ディズニーさんも、子どもだけでなく大人も遊べる場を作りたくて、ディズニーランドを作ったといいます。そうやって特別な場へ行かなくったって、子どもも大人も関係なく、日常の中に真剣な遊びを取り入れて生きていけたらいいですよね。さあ、何をして遊びましょうか。目の前にある何を、遊びに変えましょうか。


(娘には毎日プリンセスドレスを着せて、あちこちでYour majestyと呼んでいただきました。やるならとことん真剣に!)