学年に1人はいましたよね。授業を1度聞いただけで理解して、教科書を1度読んだだけで暗記して、簡単にテストで100点取れてしまう人。「頭がいい人っていうのは、きっとこういう人のことを言うのだろう。」ということ、そして「私はそれではない。」ということに、もう小学生くらいには気がついていました。
もちろん、勉強をすれば、頭が良い人と近い視野のところまで行けるのだけれど、努力をしないとその世界に辿り着けない私は、やっぱり頭がよくないのだと、諦めと労いと謙虚が合わさったような不思議な気持ちになるのです。それは、永住権をもらってアメリカに住まわせてもらっている(市民とは違うという意識を常に持っている)、今の私と心地が似ているかもしれません。
さて、つい先週、オンラインキャリアカレッジで、アートギャラリーオーナーコースを卒業しました。(私の夢は、自分のアートギャラリーを持つことなのです。)元の頭が良くないのに加え、海外に暮らしていると語学というハンデもあるので、ネイティブの倍勉強しようと決め、目安6週間のコースを12週間かけて卒業しました。
- まずは英語で教科書を読んでお試し試験問題にチャレンジ→ボロボロ。モチベーションを保つために、アートギャラリーに出かけたり、アートギャラリーのドキュメンタリー番組を観たりする。
- 間違えた箇所から、自分が理解していないところを見つけて、そこを集中的に復習する。
- もう一度試験問題にチャレンジ→大体100点取れるようになる。それでも間違えるところは、日本語に和訳して、日本語でも理解するようにする。
- もう一度教科書を読む。
↑の勉強方で、最終試験で、なんと正解率100%というスコアを出しました😭(届いたメールを3度見しました。)
ネイティブにとっては簡単な勉強や試験なのでしょうけれども、私にとっては結構大変だったので、「人生で一番うれしい100点だ」と幸せを噛み締めました。思っていたより疲れていたようで、次の日は一日寝込みました。
Picasso作。オシャレ。