大人の流儀 〜5つの話をしない。 | Hello from NJ

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私のブログへようこそ。

ずっと、面白い大人になりたいと思って生きてきました。

 

一番の憧れはタモリさん。

恩人の告別式で、あんなに素敵な弔辞を読んで、最後に白紙でしたって舌を出して笑えるような、そんな大人に。

 

私も40代に突入し、でも心はいつまでも思春期みたいに危うくて、自信もなければ洗練されてもいない、まだまだ泥団子みたいな人間だけれども。若い人たちにとって私は大人なのだから、大人もいいものだっていう、せめて自分なりに貫ける流儀を持とうと思うのです。

 

ある時、高校の同級生にそんな話をしたら、「高田純次もかっこいいぞ」と教えてもらいました。

 

(本当にさ、昔からの友だちって、なんて素敵なんだろう。私が今よりもっと未熟で、トゲトゲ凸凹の頃から、今でもずっと友だちでいてくれるなんてさ。本当にありがとうね。)

 

高田純次さんは、三つの話をしないように気をつけているのだと。それが、

 

○昔話(あの頃は良かったとか、昔は〇〇だったのにとか)

○自慢話

○同じ話

 

だそうで。なんってかっこいいのだろうとしびれました。

 

私はそれに加えて、いかんせん泥だんごだから、失敗するのは目に見えているけれども。せめてもの心がけとしては、こちらの後二つを加えて、

 

○余計な話

○悪口

 

私は五つの話をしない。

 

世の中、これらの話で人を笑わせたり、元気づけるような人もいますよね。お笑い芸人さんのエピソードトークなんか、お腹痛くなるほど面白いですし。

 

でも私は話が下手だから。

 

話が下手な人が、昔話や、自慢話や、同じ話や、余計な話や、悪口なんて言ったら、悲惨で目も当てられないでしょう。。。聞く方にとっても辛いですよ。辛い。想像しただけですごく辛くなってしまった。

 

私は私の範囲でしか面白い大人にはなれないけれど。どんなに自信を無くしそうな夜にでも、そこだけは「いいぞ、好きだぞ」と思えるように。自分なりの美学に背かず生きていきたいものです。

 

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(マティスの絵のように、よくわからないけど、なんかかわいい、なんかほっこりする。そういう人間味を持てたなら、本望だな。)