なにかにならなければ
なにかをなさなければ
得られないと思っていたことが
いま、なんでもない日々の中で
じわりとじわりと湧き出てくる
なんでもない瞬間に
たまらなく感じる
『しあわせ』
なにもない、と思っていたけれど
すでに十分にあったのだと気づく日々は
なんとなく流されてやっていたことを
減らしていくたびに増えていく印象
痛み、しんどさ、妬み
不安、不満、悲しみ、落胆…
それらがゼロになったわけではない
でもそれよりもほんの少し
しあわせだと感じられる瞬間が多いと感じる
煩わしいと思いながら続けていることの中で
止めることが、恐い、と感じていることがあるのならば
手放してみたいと思う
持っていることは
しあわせの一つだと思うけれど
同時に
持っていないことが不幸せだ、とも言いきれない
持つものが少なくても
いまのわたしが
日々の中、しあわせだと感じて生きているなら
それが◎それで◎
誰かや何かと比べない世界は
どこかにあるんじゃなくて
自分の中に作るものだね
いずれにせよ、健康第一でいたい
まずはそこからだと散る桜を見て思ったとさ