昨日の午後、父方の伯母が病院で亡くなった

年内いっぱいは大丈夫だと疑わなかったので

今もまだ、あっけにとられている自分がいる

 

いや

やるべきことははっきりしているので

ぼんやりはしていない

今日のお通夜、明日の葬儀のため

つい4時間前まで父とバタバタしていた

 

 

 

 

 

疲れているはずがうまく眠れず

妙に覚醒しているため、これを書いている

 

来年の新年の挨拶はできない

 

 

 

 

 

伯母はすい臓がんだった

分かった時点ですでに末期で

抗がん剤の治療を受けるもののそのたび

意識喪失し2度入退院を繰り返した

 

転院も含め入退院は両手で足りないかもしれない

苦手な手続きに振り回され奔走する父はしんどそうだった

 

病院は、命を救おうと最善の医療を提供してくれる

 

危篤であると連絡を受け

父と共に何度も病院に駆けつけたが

そのたび持ち直してきたのを見て

本当に末期のがん患者なのかと思ったほど

 

だから今回もそうなのだろうと思っていた

 

 

 

 

 

時間は巻き戻すことができない

 

伯母の心臓が止まった瞬間

わたしだけは伯母の側にいられた

この先しばらく続くであろう付き添いの初日

明日は何時に来ようかと考えながら

薬の効果で眠る伯母のベッドの側で読書をしていた

 

心臓の状態を表示している機械から

おかしな音がして

看護師さんが集まってきてからは

転がりおちるように一瞬のことだった

 

人が亡くなるときは、本当に、一瞬だ

 

 

 

 

 

呼吸が苦しいと、一昨日の午後からはじめた薬の効果で深い眠りに入り

昨日は話をすることができなかった

 

酸素呼吸器をつけ体全体で精一杯呼吸をしているのを見ていたからか

担当の先生から死亡時間を告げられたとき

状況が飲み込めない気持ちと

やっと楽になれたんだね、という気持ちがいた

 

 

 

 

 

 

人は、いずれみんな、心臓が止まる

医学的に死亡となる

それだけは平等だ

 

生きていればなんでもできる

それはそうだとも思うが

体がある程度思うように動いてこそ

だと思う

 

自分の想いを叶えてくれる体があってこそ

だから

叶えたい思いがあるならば

体を大切にすることは大事なことだ

 

 

 

 

 

心も、体も、どちらも大切にしたいよね

過剰な無理をせず、苦しまず

できる限り楽しく生きていきたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年の瀬

大掃除も年末年始の食事の準備もしない

まずは今日と明日

しっかりと伯母を見送ろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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