『いつか』使うだろう
『いつか』行ってみたい
『いつか』きっと〇〇する
その沢山の『いつか』達のうち
どうでもいいことは
塵となって跡形もなく消えていく
何度となく繰り返す
『いつか』さえも
実行に移す確率は…
限りなくゼロに近いと
わたしは思う
『いつか』が枕詞になることは多分
そんなにやりたいことではないのかもしれない
だってさ、本当にやりたいことって
ぶっちゃけ速攻やるっしょ
*
ペットボトルの蓋を素手で開けられないことが増えてきた
生前の母がまさにそうで
よく代わりに開けていたことを思い出す
特に炭酸飲料の蓋は硬く
ゴム手袋を両手とも履かないと開けられない
手の力がこんなに減るとは思ってもみなかった
伯母の入院に対しての雑務や
自宅（ゴミ屋敷）の片付けのあれこれと
自分の体の不調と折り合いが付けられず
これまた不調を押して頑張ってしまう父とひさしぶりに大喧嘩
頭に血がのぼり、震えが止まらなくなったその後
ひさしぶりに目の前に『死』が立ちはだかった
メンタル崩壊寸前だったと思う
このままでは本当にマズイと感じ
複数のこころの友に話を聴いてもらい
もう自力でどうこうレベルではないとアドバイスを貰い
行くのを渋っていた婦人科へ駆け込んだ
先生に状態を吐露した結果、間違いなくPMDDと診断され
漢方と抗うつ楽を処方されて帰ってきた
漢方を飲んで数日、効果があるのかはまだ分からない
でも、わたしはまだ生きている、大丈夫だ、そう思えている
わたしは
じぶんの好きなことややりたいことに対しては
結構簡単にお金を使うことができるけれど
じぶんの体のことに対しては、どうにもお金をかけられないできた
でも、多分、この先は、お金の使い方の再調整が必要
好きなこと、やりたいこと、をするためには
まずは体を立て直すことが必須
元気いっぱいじゃなくていいから
ある程度日常生活が送れる状態でいることが
とても重要で大切だと身に沁みた
あと…そろそろ、お金使い方の勉強をしっかりしたい
*
これまで当たり前にできていたことが
少しずつできなくなってきて思うのは
『いつか』したいことは
早いうちにやっておいた方がいいということ
その『いつか』の中には
なんとなくで思いついたことも多くあると思う
なので、その中から
本当にやりたいことを選んで
体との折り合いをつけながら
どしどしやっていこうと思う
いまできていることも、いつか
できなくなってしまう可能性がある
生きているものはみんな
どんどんゆっくりと体が死にむかっていく
それは生まれたときに決まっていること
科学や医療の発展と共に寿命が延びているとは言っても
いつか必ず体をお返ししなきゃならない
あんなに大切だったものづくりから距離を置いて
ものづくり以外のやりたいこと、好きなことを軸に生きている
そういう生き方もいいじゃないと思えることも増えてきた
また『いつか』ものづくりに想いが向くことがあるのかもしれないし
もう二度とやらないのかもしれない
未来のことは分からない
でも、今のじぶんの気持ちをなるだけ優先することは
前よりできるようになったから
わたしはまだわたしを諦めたくないなと思う
来週、ひさしぶりに岐阜へ行くことになっている（予定）
気になる講演がある、同時に
母校の校長や同期や先輩達に会える
行ってみたい講演に行く、会いたい人達に会いに行く
『いつか』で終わらせず
できる限り、じぶんの想いを叶えてあげたい
こちらで何事もなく、無事に行けるといいな…
ド陰キャTOMOKOと