朝5時起き、7時に家を出て、50分程電車に揺られ

通勤ラッシュの人混みを乗り越え出勤

 

 

20代から30代で構成されているであろうブース内

 

 

生まれてはじめて聞く用語に頭が真っ白

『わからないことがあったら聞いてください』と言われても

何が分からないのかが分かりません…、としか言えず

教えてもらうことを必死にメモするだけの日々

 

 

メモしたところで、チンプンカンプンなまま

先輩方の作業を距離をとりつつ後ろから拝見勉強

パソコンで淡々と黙々と作業し続ける先人たち

何をやっているのかの説明もほとんどなく

説明してもらっても理解ができない悲しさの中

とにかく見ていた(=これが仕事)

 

 

体調不良が蔓延し人員が足りない状態でも業務は通常

こういうとき、新人は放置されるのは致し方ない

 

 

『仕事を教えられるのは役職が付いている人間だけ』

という決まりがあるらしく

隣の席の先輩に質問しても答えてもらえず

仮に応えてもらえても10歳以上も年上の人間に

何かを言うのは面倒なのかもしれない、と感じる

 

 

一つの業務をやっていても

取り組む人間によってやり方は異なる

こちらが右と言ってもあちらは左ということは、よくあること

 

 

熟知しているからといって、説明が上手いかはまた別の話で

作業がゆっくりだからといって、仕事ができないわけじゃない

いろんな人がいる

 

 

等しく言えることは

専門用語と専門知識の多い業務を覚えてきた武者達であるということ

これは尊敬でしかない

 

 

たった4日出勤しただけで

心の中にでっかいブラックホールができた

眼精疲労に関しては体験したことがないほどで

ただ目をあけているのが重く辛い

 

 

ここまで何もかもが分からない業務はうまれてはじめてだ

空を仰ぐしかない

 

 

お昼休みの60分に外に出ることが唯一の救い

おにぎり一つ食べるだけで十分なほどの胃の重さ

そんな自分を労わりながら時間ギリギリまでリラックスに努める

どこで何をしても問われることがないのが有難い

 

 

やれることがないまま何とか8時間をやりすごし時間ぴったりに退勤

たのしい街に寄り道する元気はなくまっすぐ電車に乗り

帰宅は19時半過ぎ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この流れを4日やった
すんごい偉かったし、2億兆万点💮あげたい

 

 

今日はお休みで

休みがこんなに有難いものなのか

としみじみ思っているところ

 

 

たった4日、仕事をせずただパソコン画面を見ていただけで

目をあけていることがしんどくなった(目がちゃんと開かない)

これは人生ではじめての症状

 

 

今日は夕方まで寝て起きてを繰り返して

ようやく少し疲れが取れた(ような気が少しする)

 

 

肉体的に疲れているのももちろんあるけれど

当然のごとく精神的にも猛烈に疲れた

 

 

お腹がすいていなくても食べたい欲求がものすごい

4日の間、食べることがしんどかった反動もあると思う

 

 

何を食べても美味しいし

お腹いっぱいになり眠くなるので寝る

その繰り返しがしんどくもあり心地よいし幸せだ

 

 

声優と夜あそびの28時間放送を聴きながら

これを書いている

 

 

正直、

仕事内容も、そこにいる人たちや空間の雰囲気も

いまは『合わない』

 

 

わたしが入社する少し前に

ひとり入社している話を聞いていたので

その方がどこにいるのかなと思っていたら

初日で退社したとのことだった

 

 

それを聞いて

『あぁ、そうだよなぁ、これじゃそうなるな』

と感じた

それくらい複雑な業務内容だし

人員的にもフォローは足りてないと思う

 

 

辞めるなら早い方が

じぶんのためにも企業のためにもきっと良いんだろうけど

わたしは

もう少し頑張ってみようかな、というところにいる

 

 

他の仕事が見つかる保証はどこにもない

という思いもあるし

まだ何もさせてもらえていない、という悔しさも少しある

 

 

頑張ることだけがすべてじゃない

時には、頑張らないことを頑張った方がいいときもある

それを思った上で、もう少し努力してみたいと思う

 

 

コロナもあるから、私語がほぼない環境で

業務内容以外で話かけられることはゼロ

こういうのもはじめてだった

 

 

これまでの職場は、初めの時点で何かしら

どの辺に住んでるの?好きな食べ物は的な

お互いを知るためのちょっとした会話があった

 

 

20代30代がメインの職場で四十路越えの人間に

何を話せばいいのかと思うのも分からなくないし

わたしもあんまり根掘り葉掘りされるのが得意じゃないので

これはこれで良いのかもしれない(と少しじぶんを励ましている)

 

 

田舎者なおばさんと都会の若者

ちがって当然

 

 

人はみんな違って当然

 

 

理解できなくてもいいけれど

でも知ることは諦めないでいたいなと少し思う

(興味のある人だけでいい)

 

 

 

 

 

いやぁ…(;一_一)

 

 

お金をいただくって、やっぱ『しんどい』なぁ…

というのが、今の正直な気持ち

 

 

でも、しんどいって色々な種類がある

 

 

仕事が見つからないことも『しんどい』

お金がなくてやりたいことができないことも『しんどい』

仕事をはじめても『しんどい』

お金を手にするために努力するのも『しんどい』

 

 

結局どちらを選んでも『しんどい』は、ある

これはどうしようもないんだなぁ…と

 

 

やってもしんどいし、やらなくてもしんどい(苦笑)

なんか笑っちゃうよなぁ…

 

 

きっといつまでもそんな感じな気がするから

しんどいはゼロにできないと諦めた

その代わりに

そのしんどいを飛び越える「好き」を

目の前にぶら下げていこうと思う

 

 

好きな人に会いに行く

好きなものを食べる

好きなことをやる、などなど

 

 

大きい小さいは関係なくて

とにかくじぶんが喜んだり楽しんだりできることを

それらをじぶんにさせてあげるために

じぶんが頑張りたい

 

 

これからは

誰かに好かれるよりも

じぶんに好かれていたい

誰かに優しくされるのもいいけれど

じぶんでじぶんに優しくしたい

じぶんの想いにじぶんが寄り添いたい

 

 

それ以上も以下もないんじゃないかな

 

 

 

 

 

 

 

わけのわからない仕事のことは

月曜の朝まで忘れて

じぶんの好きな

食う寝る遊ぶをとことんやろうと思う

時間はまだあるぞ

 

あぁ~ぁ

どこかにすんごいお金持ちで

優しくてかっこいい人いないかなぁ~

養ってもらいたーい

 

なんちゃってwww

 

でもそれはそれできっと

しんどいんだろうな~

 

 

 

 

 

 

 

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