こんにちは
3回目の緊急事態宣言が
発令されたのは4月25日でした。
その少し前・・
3月31日から4月2日の
奈良〜高野山の参拝旅行記です。
記憶をたどって綴ってます・・
2日目の4月1日、
【大神神社】
三輪のお朔日参りを終えた
私達は、高野山へ車を
走らせました。
高野山は、2019年(令和元年)5月以来
約2年ぶり、2回目の参拝です。
前回は、僅か2時間半の滞在でした💦
奈良県【大神神社】から
高野山まで72km位、車で
(約1時間40分)ですが、
その前に・・
55km(約1時間10分)の所に
あります
【丹生都比売神社】
にうつひめじんじゃ)
を、初参拝させていただきました。
高野山を守護する女神さまに
ご挨拶をしてから入ることと
したのでした。
度々勝手にご紹介させていただいてます〜
(本当に申し訳ございません!)
桜井織子さんの著書
『神仏のご縁をもらうコツ』
から・・
神を見る力があった空海さまは
高野山を開かれる際、
高野山周辺の神々に漏らさず
挨拶に行かれたそうですが・・
こちらの女神さま
(丹生都比売大神さま)
(にうつひめのおおかみ)
にも
「仏の聖地を作りたいのですが、
よろしいでしょうか」と許可を
取りに来られたそうです。
凛とした古代の立派な女神さま
だそうです・・
そして空海さまは、
高野山・壇上伽藍の中に建てた
神様のお社【御社】(みやしろ)
に丹生明神としてを祀り、
高野山の守護神に据えられた
のです。
2年前に撮影した高野山
壇上伽藍内の「御社」鳥居前から↑
どれだけ偉大な女神さま・・
桜井さん監修のカレンダー(2021)
〜1月にも紹介されている
【丹生都比売神社】さんなのです。
丹生都比売大神
(にうつひめのおおかみ)
さまは、天照大御神さまの御妹神
で、稚日女命(わかひるめのみこと)
さまとも申し上げ、
紀州・大和を巡って人々に農耕を
広めた後に・・
ここ天野の地に鎮まったと
云われます。(御由緒より)
14時20分頃、駐車場に車を停め
外鳥居前に到着しました。
朱色の美しいこの外鳥居は
女神さまの神社という
雰囲気を醸し出している
ようでした・・
お天気も良く
空気も爽やか
外鳥居をくぐってすぐ、
輪橋(りんきょう)
を渡りました ・・
神様が渡られる橋、
輪橋は・・
日本では数少ない木造で
大型の反り橋です。
輪橋を渡ると、
大変美しい光景が
現れました
禊橋・中鳥居
(みそぎばし・なかとりい)
手前に禊橋、その奥に中鳥居・・
平成23年(2011)に再建された
そうです。
外鳥居と同様に『両部鳥居』です。
中鳥居の先に楼門が
見えます・・
正面写真を撮ってなかったので
画像をお借りしました。↓
重要文化財
「楼門」(ろうもん)
明応8年(1499)の造営。
室町時代に建立された
入母屋造・檜皮葺きの楼門。
一般の参拝はこの楼門前からです。
狛犬さまたちに
ご挨拶して、
楼門前に備えられている
お賽銭箱の前で
参拝いたしました。
初めて参拝させていただいた喜びを
お伝えし、
これから高野山を詣りますので
宜しくお願いいたします、という
ご挨拶を込め、
祝詞「身禊大祓」を奏上。
桜の花も
ちょうど朱色の楼門と重なり
美しすぎる光景・・
和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
紀伊国一之宮
【丹生都比売神社】
(にうつひめじゃんじゃ)
創建されたのは、
今から1700年以上前と
伝えられます。
尚、平成16年7月、
神仏融合を象徴する神社として
世界遺産に登録されました。
全国に88社、
丹生都比売を祀る神社、
摂末社を入れると
180社余の総本社です。
楼門の先に
本殿があります。↓
画像はお借りしました↓
※通常、立ち入ることは
できませんが・・
期間限定で【本殿特別拝観】が
行われているようです。
画像はお借りしました。↓
重要文化財
「本殿」
〈御祭神〉
右端のお社から〜
第一殿丹生都比売大神
(にうつひめのおおかみ)
第二殿高野御子大神
(たかのみこのおおかみ)
第三殿大食都比売大神
(おおげつひめのおおかみ)
第四殿市杵島比売大神
(いちきしまひめのおおかみ)
室町時代に再建された
『一間社春日造』
(いっけんしゃかすがづくり)
で、この様式の社殿としては
国内最大規模を誇るそうです。
1200年前〜
真言密教の根本道場の地を
求めていた空海さまの前に
丹生都比売大神さまの御子と云われる
高野御子大神さまは
黒と白の犬を連れた
狩人に化身して現れ・・
高野山へ導いたと伝わります。
※桜井織子さんは実際・・
こちらの神社の境内を走り回る
大きな白い犬の神獣(眷属)を
見られています。
見える方には見えるのですね・・
イメージ画像をお借りしました。↓
お借りした画像↑
2018年12月、
【丹生都比売神社】にご神犬として
奉献された
[右]白い紀州犬「すずひめ号」
と、
翌年「すずひめ号」が仔犬3頭を
出産し、そのうちの次男である
[左]黒のオス「大輝号」
「すずひめ号」「大輝号」は
毎月16日の月次祭の後に
ご神前に参拝し、
公開されているそうです。
公開時間は、
10時〜11時半、13時〜14時半の2回。
お会いしたかったです
時間は14時50分頃でした・・
高野山に着いたのは
15時20分頃・・
やっとたどり着いたのは
16時15分頃だったと思います。
後で知りましたが、金剛峯寺から
「奥の院」まで約4キロもあったんですね!
「奥の院」燈籠堂
に入り、左側より裏側にある
御廟(ごびょう)の方へ・・
※[空海さまが今も禅定されているという
高野山でもっとも神聖な場所]
ロウソクに火を灯し、お線香を
奉納しました。
閉館前で、参拝者も少なかったです。
(拝観時間〜6時から17時)
再び高野山を訪れることができ、
宿坊に初めて一泊することなどを
心の中でお話いたしました。
前回出来なかった
般若心経も唱えることが
できました。
そして、
また明日訪れることを誓い
「奥の院」を後にしました。
実は、今晩宿泊する宿坊は
車を駐車している近くでした。
しかも、17時までに宿坊に
到着しないと迷惑をかけること
になります。
夕食が17時半からだからです。
歩いて戻ると間に合わない!
絶対ピンチ!
すると、途中
タクシー乗り場のマークを
見かけ・・
左に曲がって大通りへ
なんと中の橋案内所近くの
駐車場に1台のタクシー
が停まっていました!
助かりました!!
運転士さんの話では・・
最近はコロナ禍の影響で
観光客も少なく、
午後4時頃にはこの辺りに
タクシーは走ってないとか・・
たまたま自分はここに居たが
ちょうど帰ろうとしていて、
もうちょっと遅かったら・・
と、言われました。
最初から中の橋案内所近くの
駐車場に停めておけば
良かったんですねwww
こんな私達ですが・・
(少しでも)歩いて
「奥の院」を詣る機会を与えて
くださった空海さまに・・
感謝したいと思いました。
素晴らしい1日を、
誠にありがとうございました!
ちょうど17時前に、
宿坊【一乗院】に到着
しました。
お坊さんが待ち構えておられた
ように・・
門前に走って出迎えてください
ました。
〜続く〜
お立ち寄りくださり
感謝いたします。
ありがとうございました!
まるーん8