(6月11日・東京ドーム)
:013 000 000=4
:000 233 00X=8
(2勝2敗)
【ロ】渡辺俊(4回0/3)-中郷
(1回)-中後
(2/3)-大谷
(1回1/3)-松本
(1回)=里崎
【讀】杉内(3回)-田原
(1回2/3)-高木康
(1回1/3)-マシソン
(1回)-西村
(1回)=阿部
勝:高木康(1勝0敗0S)
敗:中 郷(0勝1敗0S)
本塁打:【ロ】今江3号(2回杉内・ソロ)/【讀】阿部
8号(5回中郷・2ラン)、長野
6号(6回中後・2ラン)
中: 1.中:
清田 育宏
二: 2.遊:
根元 俊一
遊: 3.二:
井口 資仁
三: 4.左:
サブロー
捕: 5.右:
角中 勝也
右: 6.三:
今江 敏晃
一: 7.一:
大松 尚逸
左: 8.捕:
里崎 智也
投: 9.投:
渡辺 俊介
ま、試合はさておき・・・。
杉内俊哉を3回でKOしたまでは良かったのですが、打たれてしまいましたね。ただただ残念・・・それでもここまで交流戦無敗の杉内から一挙に4点取った打撃は本当に素晴らしかったです。根元俊一もこの交流戦において「初めて杉内からヒットを放った打者」となることもできましたし!
こういう試合展開、こういう相手において先発投手が早々と降板してしまうと、非常に厳しくなってしまいます。ああ、空中戦においては、かないません。
そんな中で中後悠平、痛恨の一打を浴びてしまいました。たしかにここ数試合においては通用しない部分もちらほら出始めているのですが・・・本当に悔しいマウンドになってしまいました。今後の公示がどうなるかはわかりませんが、いずれにしてもここから変貌を遂げねばならないでしょう。ファームで鍛えるというのもアリですが、あえて開幕から続けているように一軍の厳しい舞台をこれでもかとばかりに踏ませるのも一案か。考えてみればここまでファームを経験せずにいきなり勝負の重要な局面を任されているということ自体が凄いことなのです。
間違いなく「生きた教科書」になるであろうこの被弾・・・ここからどう這い上がってくれるか、どう変わってくれるかは楽しみであります。
![町田堂本舗](https://stat.ameba.jp/user_images/20120612/00/tomoko03111215/9b/51/j/o0600045212023417878.jpg?caw=800)
さて最終回の鈴木大地。讀賣のクローザー西村健太朗から放ったフェンスまで至るプロ初安打はツーベース、本当に素晴らしいスイング、本当に素晴らしい打球でした。オープン戦は一軍に帯同しながらもここまでファーム、そしてようやく巡ってきた一軍登録。この一打、心震えました。鈴木大地のキャリアをスタートさせる、記念の一打。こちらは、ファームでの鍛錬を経ての躍動でした。
◆◇◆
さてこの1敗で交流戦優勝が若干厳しくなったかもしれません。しかしこの両者の対決は互角の2勝2敗・・・やはり、こうでないといけません。両雄は、秋に再戦を果たすかもしれないのです。そのためには、シーズンを優勝し、クライマックスも勝ち上がってその舞台に立たねばなりません。ペナントレースにおいては未だ首位のマリーンズ、まずはこの敗戦を引きずることなく、秋に笑うべく明日以降の戦いにしっかり臨んでほしいと思います。
そのためには、輝かしいルーキーたちの躍進も必要です。まずは苦き良薬を口にしたと思います。さあ、ここからです!
大いに苦しめ、そして笑え。
↑ポチっとしていただけると、今後の執筆の励みになります。