先週金曜日、松坂屋美術館中島潔「生命の無常と輝き」展、親子ブロガ―内覧会に招待して頂き、母と行って来ました~
ところで愛知県に生まれ愛知県在住の私ですが、松坂屋に美術館があるのを最近知りました。。
本当にそこらの美術館に引けを取らないくらいの立派な美術館なんですよ!
あまり知られてないのがもったいないです~
中島潔はみんなのうた等で知られている童画家。
私も童画のイメージで見ていたのですが、この清水寺に奉納された襖絵を観てイメージ変わりました!
かぐや姫をモチーフにした襖絵。
今回の「生命の無常と輝き」展の告知でも見られた絵ですが、実際本物を目にして見ると凄い迫力と美しさです
その素晴らしい絵の前で、今回招待されたパワーブロガ―の方々と一緒に写真撮って頂きました~
母は写真NGらしく、そそくさと逃げて行きました。。
もちろん母はブログやってませんし、携帯すら最近やっと着信に出られるようになったくらいの人なので、FBとかももちろんやってませんが、私が美術に興味を持ったのは、子供の頃から一緒に美術館に連れて行ってくれた母のおかげで、母は今回の親子ブロガ―内覧会も楽しんでくれたようです。
出口を出たところで、うめ吉が待っててくれました
うめ吉は、潔が描く童画で子供たちといつも一緒に遊んでいるのですが、そのうめ吉という名前は、潔の早逝した母梅子の名前に因んで付けられたそうです。
私が郷愁の思いに駆られていたら、母が「男はみんなマザコンなんだ」と言い放ち、その郷愁の思いは吹っ飛びました。。
いつもは天然ですが、時々凄く鋭く的を得た事を言う母ミサコ。。
侮れません。
うめ吉は、想像以上のでかさと抱き心地で、思わずおいくらですか?と聞いたところ「非売品です」と言われてしまいました。。
私は大学が芸術学科、美術史専攻だったので、その頃は月に一回は美術館に行く、という生活をしていたのですが、卒業してからはさっぱり。。
今回の内覧会をきっかけに、また美術館に通い、感性を磨くことを大事にしないとな!と思いました~
今回の図録も頂いたので、その図録から印象的な作品を。
「大漁」というタイトルの絵ですが、これも清水寺の襖絵として奉納されたもので、襖絵として全体を観ると凄い迫力です!
何よりもこの鰯は一匹一匹鱗まで精密に描かれているのが凄いです。
これは、私も好きな詩人金子みすずさんの「朝焼け小焼け 大漁だ 大羽鰯の大漁だ 浜では祭りのようだけど 海の中では何万の 鰯の弔いするだろう」という詩を基に描かれた絵で、今回の「生命の無常と輝き」という企画展の名前にも繋がる作品です。
鰯一匹一匹は、今まで潔が出会った沢山の人々を思って描かれたそうです。
生命は儚いが、その生の輝きは壮絶である、ということを表現しています。
なんか。。大学の時に書いてたレポートみたいになって来ました
そんな感じで、この普段はふざけた女のトモコが真面目に考えるくらい素晴らしい絵が観れるので、是非行ってみて下さい!
うめ吉も居ます
HPのページ(こちらです
)を印刷して持参すると割引券になるそうです!
この機会に是非
松坂屋美術館HP