就寝中に突然息が出来なくなり焦った瞬間 | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

就寝中のこと、
とつぜん息が苦しくなりました。
 
丸い形の気管がつぶれてペチャンコになって空気が通らないイメージ。
自転車のタイヤのパンクみたいな。
焦りました。
その時、スヤスヤと寝ていたのに、ガバっとすごい勢いで飛び起きました。
こんなに機敏に動けることができるんだ!と我ながら驚きです(^^♪
本能で動いたとしか考えられない。
 
数年前の呼吸困難は、肺に水が溜まったから。
今回は、気管が空気を通さなかったから。
 
残った細い空間に無理やり空気を通そうとして、
ヒーッとか、ヒューッとか、喘鳴が鳴ります。
必死でしたが、数年前よりはマシなのは体感で分かります。
案の定、すぐに治まりました。
 
その数日後には、喉が痛く扁桃腺が腫れて辛い時がありました。
あまりにも痛いと、喉が圧迫された感じがしますよね。
寝ようとしても
自律神経の関係でますます圧迫感があり、寝れない。
 
数日前に息が苦しくなったばかりだったので
不安になってしまいました。
あの苦しさで死にたくないな~なんて頭に浮かんでしまう心配性。
いろいろ悪い考えが巡りましたが、
なんと!
いつの間にか治りました。
声もいつも通り出ます。
 
どうということもない出来事です。
でも、再発があるという事実は
こんなに小さな出来事でも不安になるんだな~。
 
起きたら声が出なかったらどうしようとか
このまま一人でサヨナラするのかなとか
心配したのに、全くの杞憂。
過ぎてみればなんてこともなく、
小さな出来事を忘れて日常に戻っています。