森林療法は思うより効果があります | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

森林療法とは
その名の通り、森林に行って一日遊ぶことです。
 
数年前に、資格取得に通ったハーブスクールは
メンタルクリニックに併設されていたハーブスクールだったので、
講師を兼ねた医師が森林療法を実践してくれました。
ミニミニ森林療法です。
 
場所は赤坂、首相官邸すぐ近くの道路、街路樹や神社を観て歩いて帰ってくるという
なんとも自然とかけ離れた森林療法のようで
それでも自然はあるのです
みんなでワイワイ、いつもなら見逃してしまう樹木や知らない木の名前を教えてもらったり
葉っぱの形を見比べたり、香りをクンクン嗅いでみたり。
枝を切り落とされた街路樹を可哀そうに思ったり。
 
とにかく楽しめばいいのです。
それが森林療法です。
心地よい疲れと、植物から降り注ぐたくさんの癒しのパワーが
知らず知らずに心身が元気になってるのが分かります。
 
最近やる気が出ない。
元気が出ない。
不眠気味。
そんな時は森林療法はお薦めです。
がん治療中に不眠に悩まされる人が、比較的多いそうです。
ホルモン療法の影響や、なんとなくの不安感など原因はいろいろあるのでしょう。
 
ゆっくり自分のペースで歩き、適度で心地よい疲れを感じて、
植物に囲まれる癒しの空間に身を任せてみるのは、
予想以上の効果を実感できるはずです。
 
小さな葉や花、大きな樹の色づく葉や形、初めて気づかされること。
もっと知りたいと思う向上心。
新しい自分に出会えるかもしれません。
 
いろいろ書きましたが、とにかく行ってみて(^^♪
と思うのです。
出来るなら一緒に歩けたらいいのに、と思います。
 
画像は、赤城山の裾野にある自然園で撮った「赤い実」です。

マユミの実

友達にもまゆみさんがいるので覚えやすい(^^♪

赤い皮が剥けてると中からピカピカした赤い実が出てきます。

 

キジカクシ

膝くらいの高さの木です。

葉が生い茂っている時は、ここにキジが隠れるのだとか。

見事に実だけ残ってます。

 

テンナンショウ
似ている植物にマムシグサがあります。
解毒や鎮痛に使う生薬ですが、毒でもあります。
一目見ても怪しい風貌です。
山道を歩いていると、
ポツンポツンと赤い実が道案内をしてくれるかのように生えています。