儚いラベンダーは可愛い | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごしています。

いちばんラベンダーらしい品種のラベンダー。
まだ咲いていません。
こんなに儚いのに、香りはちゃんと漂います。
あと少しすれば最盛期を迎えるけれど、
こんなラベンダーは可愛いです。
 
アロマを勉強し始めた頃、精油のラベンダーは苦手でした。
周りのみんながうっとりと「良い香り」と口々に言うのに、私は何も言えずにいました。
心では
(どこが?なんで?)とつぶやいていたような。
そうは言っても、もっと苦手な精油もあるので、まあマシでしたが。
 
20年前の乳がんに罹った時の思い出の一つです。
あの頃のアロマとの出会いには、ずいぶん助けてもらいました。
楽しくて感謝しかない思い出です。
 
精油のラベンダーが好きになるまで1年くらいかかったけど、なんと今では大好きです。
好きすぎてヘビロテ。大ボトルで買っています。

蕾とも呼べない小さな花穂でも香るところが愛おしいです。
そばを歩くことができるだけで幸せ、ありがとうね。
この幸せは手放したくない、毎年迎えたいと思う目標です。